あらすじ
煌びやかなスイーツが登場する乙女ゲームにハマる主人公は、洋菓子店で働くチョコレート菓子が得意なパティシエ。
しかし気が付くと見知らぬ風景が広がり、床には無残に捨てられたスイーツが…。
「なんてもったいないことを!?」
どうやら私は乙女ゲームの世界に転生し、なぜか大好きなスイーツを粗末に扱う悪役令嬢「アゼリア・マニフィーク(10歳)」に生まれ変わってしまったらしい。
せっかく転生したんだし、この世界のスイーツを堪能しながらもう一度パティシエを目指したい!
そんな矢先に開かれたパーティーで、甘いものを頑なに食べない男の子に出会う。
口論になったが、渋々アゼリアの作ったスイーツを食べてくれたし、甘いものが嫌いというわけではなさそう?
だけどその子がゲームの攻略対象である ウィステリア・シェドゥーブル第一王子だとわかり…!?
スイーツ盛りだくさん!甘いイケメン達と送る華やかな乙女ゲームライフ開幕!
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まぁぁぁぁお菓子も美味しそうだし、アゼリアのお召し物も可愛いくて癒される〜。
桐原センセの絵が好きで作家買いしたけど、台湾向けおまけページの台湾スイーツ小ネタもおいしそかわいくて、良き単行本でした。
ストーリーはスイーツ作り系乙女ゲームの悪役令嬢に転生テンプレ踏襲、ゲームヒロインと仲良くなって乗り切ろうルート、攻略対象無意識篭絡逆ハー鈍感系。
アゼリアの中の人がお菓子ハンターと化してて、将来はお菓子作り職人就職目指してるから、そりゃ婚活至上主義お貴族社会とは噛み合わないよなぁ。
でもいろいろ魔法もこなしちゃう仕事でき片鱗出てるから、ウィステリア王子嫁路線からは下車できなさそうw
2人のあまあまな雰囲気きゅんかわだし、いいぞもっとやれ。
ゲームヒロインのリリー中の人が中坊男子TS転生という変則設定らしさが、行きずりの腹減り男子ノアに食い掛けおやつあげちゃうあたりに出てるのによによするー。
脳筋騎士枠のヒースは食い倒れ仲間って感じかな、華麗にスルーされてて笑う。
芸術家タラシ枠のノアは食レポ担当か。というか職業体験お菓子屋さんルート時のひたすらスキル上がるの、ノアの爆ホール回しのせいやんな。
と各話各所かわいくてつっこみどころこまごまあって楽しいー。