あらすじ
様々なプレッシャーや危機に日々さらされつつも、ホーソーン4兄弟の助けもあって、エイブリーがトバイアスの遺産を相続する条件「トバイアスの大豪邸で1年間過ごすこと」が満たされるまであと数週間に迫った。そんなある日、エイブリーに助けを求める訪問者が大きなトラブルを巻き起こす。大富豪の驚愕の遺志がついに明らかになる謎解きミステリー第3巻!
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Posted by ブクログ
三部作の完結巻。ここから読んでも多分おもしろいけど、伏線回収に震えたいなら第1巻からが推奨。代田亜香子さん翻訳が目当てで読みはじめたけど、大当たり。恋愛とかロマンスよりも億万長者一族の何十年にも渡る歴史(とその暗部)を主人公が明らかにしていく様がかっこいい。ちなみに最後まで……というか第3巻でさらにザンダー派でした!
Posted by ブクログ
エイブリーがなんで相続人に選ばれたのかやっと判明する。しかし、そんな理由だったとは…。だからトバイアスの遺言も「すまない」だったのね。すまないでは済まされないけどね。命狙われるんだから。いくら身内が大事だからって、復讐者の気をひくために他人を囮にするとはトバイアスってやっぱ嫌なやつ…でも莫大な財産を相続できるんだから、それぐらいはなんとか頑張れってことだったんだろうか。
最後の賭け、エイブリーの度胸の良さに惚れた。若干18歳にして、大人相手に見事油断を誘い、自分の望みを叶えた。自分の安全を確保するためにマスコミを上手く使ったのも見事だった。
これだけ頭のきれるエイブリー、将来は遺産をもっと増やしてとんでもない富豪になるのではと思いきや、金に執着せずやりたいことをやるという選択をしたところも格好良かった。
4兄弟との関係も、ジェイムソンと付き合いながらもグレイソンが気になるという葛藤の中、自分の気持ちに決着をつけてくれて良かった。ジェイムソンもグレイソンも…じゃあ、一気に印象悪くなっただろうな。私はザンダーが一番良いと思うんだけど。
イヴやヴィンセントは悪役としてちゃんと嫌いだった(笑)イヴはまあ、彼女も利用されていたんだけど、こういう自分が愛されているというのを分かっていて人の心を弄ぼうとする女、嫌だわぁ。
トビーが解放されなかったのは残念だったが、娘と一緒にいるんだったらいいかと無理やり納得。
Posted by ブクログ
綺麗にまとまった終わり方だったので、エイブリーとともに冒険や謎解きした気持ちになれて、良い思い出になったと思う。
だけどトビーの顛末はなんかスッキリしないし、イブもそう。ラストのチェス対決があっさりしてしまったので見せ場が勿体無い気もする。
とはいえ、ようやく出てきた宿敵にトバイアスの先読みは当たりすぎて、凡人の脳みそには「すごいなぁ」という感想しか出てこないのは、ミステリーを作り込んでいる証拠になりえる。
ラストはジェイムソンともう少しイチャイチャしてもよかったのではないか。グレイソンがプリンセスになってどうする、とちょっと笑ってしまった。
Posted by ブクログ
1、2巻は次への期待があったから面白かったけど、最終巻の3巻はこれで終わりなので、こんな終わりか〜でちょっとがっかり。
ヴィンセント・ブレイクとその息子ウィリアム・ブレイクという新キャラがぽっと出てくるのがちょっとな。
トビーが残したウィリアム・ブレイクの詩があったけれども。
イヴも怪しんでいたからなんでみんなもっと疑わないんだ?って、そこのキャラの思考と自分の思考との乖離さが気になった。
グレイソンとエイヴリーも、ジェイムソンを不安にさせるな〜!で好きになれなかった。グレイソンは好きだけど。
エイヴリーの資産をどうするかも、性善説寄りの使い方で、ほんとにうまくいくのか?で白けちゃった。
横領者出ない?大丈夫?
普通に運営してても横領する奴は出てきそうだけど。
相互監視が強くなったと考えれば良いのか?
そこまで会社運営うまくいってるのすごいな。
経済危機きたらとか、戦争のリスク管理、自然災害の対処とか、現実が不安定すぎるので、エイヴリーの決断を応援出来ない。
謎解き部分は面白いけど、最後のウィリアムとの戦いでエイヴリーが犠牲にしたのって、トビー(ジェームズ)では?
全財産をベットしてるわけだけど、完勝じゃないので、なんかあんまり盛り上がれなかった。
トビーは結局ウィリアム・ブレイクとマロリー・ラフリンの息子で、トビー自体もまあ不義の子扱いだったのかな。
トバイアスの名を受け継ぐ好きになれない血筋の血を引く子。ハイブリットだね。
グレイソンに揺れまくるところが、エイヴリーもうちょっとしっかりしてくれと思ったし、その分ジェイムソンの活躍があんまり。
ジェイムソンがエイヴリーを待つ男状態で、いやお前もっとガンガン行けよと思ってしまったが、これ以上話広げると畳むの大変だもんな、という脚本の都合を考えてしまって、あんまり楽しめなかった。
翻訳者によればスピンオフが出てるらしいので、それは読んでみたい。