あらすじ
野球少年たちの多くが目標とする高校野球の聖地「甲子園」。ここでは、毎年春と夏に高校球児たちの熱い戦いが繰り広げられるが、甲子園で輝くのは出場した選手だけではない。「アルプス」と呼ばれる一塁側と三塁側のスタンド席でチームを応援する「控え選手」たちもまた同様である。彼らは、けがや実力不足など、さまざまな理由でベンチ入りは叶わなかったものの、悔しさやふがいなさを抱え葛藤しながらも、全力でチームを支える。本書は、強豪高校野球部に所属する、レギュラーと同様かそれ以上にドラマチックな彼らの物語である。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
強豪高校の野球部の控え選手たちの葛藤と活躍を描くノンフィクション。
聖光学園、関東一高、慶應、星稜、中京大中京、滋賀学園、報徳と偶然タイムリーな広陵。特別インタビューとしてマネージャー、控えの経験もある異色経歴の阪神湯浅。
一学年で30人前後の野球部員。ベンチ入りできないメンバーの方が多いのが現実。葛藤もあろうが応援団や練習パートナーとして頑張る子達を描いた感動のノンフィクション。