【感想・ネタバレ】五十六 ISOROKU 異聞・真珠湾攻撃のレビュー

あらすじ

日米開戦前夜――
ルーズベルトの陰謀、チャーチルの思惑、そして山本五十六の野望
真珠湾攻撃の黒幕はだれだ??

ヒトラーの暴走により第二次世界大戦、勃発。ルーズベルト米国大統領はその欧州戦線に参戦する口実を得るために日本を挑発、アメリカを攻撃させるべく追い詰める。
ISOROKUは必ずハワイを攻めてくる! 日米欧を舞台にした壮絶な心理戦とスパイ戦の果てに、ついに山本五十六連合艦隊司令長官が動き出す。
真珠湾攻撃奇襲作戦の真相を抉る、究極の戦史小説。

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Posted by ブクログ

山本五十六がフリーメイソンに入っていて、ルーズベルトとの密約から真珠湾攻撃に踏み切った、という陰謀論的な本だけど、面白いよ。連合艦隊がなぜアメリカの偵察機やレーダーにひっかからずにハワイまで行けたのか、とか、なぜハワイに空母がいなかったのか、とか、誰もが知っている謎の解答が、密約という視点からなら全て説明できる。ほんとにあったかも、と思わずにはいられなくなる本。

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2024年08月23日

Posted by ブクログ

柴田哲孝『五十六 ISOROKU 異聞・真珠湾攻撃』祥伝社文庫。

真珠湾攻撃奇襲作戦の真相を描いた歴史小説。『異聞』ということで、真珠湾攻撃奇襲作戦の真相は奇襲ではなく、アメリカ側が承知で敢えて日本に攻撃させた作戦だったという昔から真しやかに語られる説に傾いていた。もっと違う驚愕するような真相を期待したのだが……

しかし、山本五十六とルーズベルトの密約があったというのは新しく、表紙イラストに描かれたように山本五十六はルーズベルトと同じフリーメイソンだったというのも面白い。

中国の南京付近で日本海軍機がアメリカの砲艦を誤爆撃し、撃沈させる。が、それは日米開戦を狙うルーズベルト大統領の陰謀だった。あわや一触即発のところで事態を収拾させた山本五十六だったが、ルーズベルト大統領は次なる仕掛けを準備し、日本を挑発して欧州戦線への参戦の口実を得ようとする。

かつて、山本五十六とルーズベルト大統領の交わした密約。日米のスパイが暗躍し、日米開戦を既成事実とする中、ついに山本五十六は真珠湾攻撃を決行する。

ニイタカヤマノボレ

目ン無い千鳥

トラトラトラ

本体価格1,000円
★★★★

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2021年07月20日

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