【感想・ネタバレ】たそがれの侵入者のレビュー

あらすじ

高級老人ホーム「いこいの園」で暮らす裕福な老婦人である野々山あすかと、窃盗を繰り返しながら裏社会で生きる久米明日香。偶然居合わせた場であすかの会話を耳にした久米が「いこいの園」への侵入を目論んだことから始まる物語は、2人の家族をはじめとした多くの人間を巻き込んで、全く予想だにしない方向へと転がり出す。次々に起こる事件の裏で、愛憎交わった様々な人間模様が錯綜する、ノンストップ長編サスペンス。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった。登場人物がたくさん出てくるので相関図をメモに書きながら読んだ。読みやすいのでサクサク進む。視点が頻繁に変わるのは好みがわかれそう。

妻の病気の治療費で金に困っている泥棒家業の久米明日香は、喫茶店で近くに座っていた裕福な高齢女性の野々山あすか達の会話がきっかけで彼女と不思議な関係になっていく。明日香の娘あかねは風俗の客、八木の人を殺してしまったという独白を耳にしてしまう。複数の人間の関係が微妙に絡み合っていく。

 一番気になったのは、なぜ八木はあんなに簡単に女性と関係を持ちそして殺すのだろうという事。まるで電車のように次々と女性を乗り換えていく。
 
最初はさえない裏社会の人間だった主人公がいつのまにか探偵や事件モノのドラマの主役のように頼もしく感じられたのが良かった。
 
印象に残ったのはあすかの「これだけ生きてくると、人を判断する基準が一つだけではないことが分かります」という言葉。色んな人に出会い時には大変な思いをしてきたから出てきたからこその言葉なのだと思う。
 
終わり方も爽やかだ。あすかの70代の恋のような淡い気持ち(そこまでハッキリしたものでは無いのかもしれないが)が新鮮だった。いくつになってもそういう気持ちは湧いたりするのかもしれない。

0
2026年03月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

Audibleで。
2025/11/14~11/21。
赤川次郎さんの本は初めて。
高級老人ホームに入居している婦人のあすかと、窃盗をくりかえし裏社会にあすか。この二人が事件に巻き込まれていく。教え子を殺し逃亡する高校教師八木、なかなか鬼畜。助けてくれる女性(教師、旅館の娘)と次々に体の関係を持ち、そして殺していく。
もう一人、久米明日香を狙う脱獄犯サキ。こっちは勘違いから室田と久米に恨みを持って段々迫ってくる。
初対面で殺人鬼に惚れていくとか、脱獄してあっさり拳銃を入手するとか、凡そありえない展開だけどスリルはあったかな。これが赤川節?なのかな。

0
2025年12月29日

「小説」ランキング