あらすじ
バレーボールを「かっこいい!」「やばい!」だけで語るのは、もったいない!
話題沸騰中のバレーボールをもっとおもしろく観るための観戦本。
本書は、元バレーボール日本代表で現在も五輪をはじめとした数々の試合解説を行う福澤達哉がバレーボールを始めてからの25年間で培った独自の目線で観戦ポイントを徹底解説しています。
「サーブ」「レシーブ」「トス」「アタック」「ブロック」の5つの場面に分け、注目すべきポイントをまとめました。
「良いサーバーってどんな選手?」
「なぜあんなにボールを拾えるの?」
など観戦時に感じる疑問を著者の視点で紐解いた1冊です。
「最近バレーボールを見始めたけど、難しい!」
「もっとバレーボールをおもしろく観たい!」
「好きな選手をもっとかっこよく観たい!」など、そんな方におすすめ!
一緒に、バレーボールを楽しみましょう!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
バレーボール観戦にハマっているので読みました。
もしかしたら、経験者の方には当たり前のことが書かれているかもしれません。
でも、私のような最近ハマった初心者には、「なるほど!」と思うことが多くて、とても勉強になりました。
いいプレイとはどんなものか、この選手はどこが優れているのか、丁寧に解説されています。
バレーボールというのは広い視野と、瞬時の状況判断が求められるスポーツだというのがよく分かりました。
そして、戦術が大切だということも。
絶えず頭を使って、チームメイトと声をかけあって連携して、相手チームのローテーションや動きも見て、心身共にフル稼働ですね。
読んだ後は、今すぐにでも現地で観戦したくなりました。
Posted by ブクログ
今の代表が急に強くなったわけじゃなくて、色んなこと乗り越えて、変わって、同じ方を向いて強くなっていった
積み重ね
その変遷も今の見方もこれからの楽しみも、全部詰まってる
これは買い!
Posted by ブクログ
『バレーボール観戦マニュアル』を読み進めながら、これまで何となく見ていたプレーに多くの駆け引きや構造があることを知った。特にサーブは単に強く打つだけではなく、「誰を狙うか」「どこに落とすか」で相手の攻撃そのものを崩す役割を持っていることが印象的だった。ショートサーブも、直接点を取るというより、相手の助走や隊形を乱して次の攻撃を弱くするためのものだと知り、バレーのプレーが一つ一つ繋がっていることを感じた。
また、スパイクサーブではサーブトスが重要だという話も面白かった。実際に観戦していて「何となく打ちにくそうだな」と感じていた場面が、トスの乱れと関係していたのかもしれないと思うと、自分の観戦経験とも繋がった。サーブミスも単なる失敗ではなく、相手との駆け引きの中で生まれているのだと考えると見え方が変わる。
レシーブについては、単なる反射神経ではなく予測や感覚の比重が大きいことに驚いた。サーブレシーブで立ち位置を少し変えたり、あえてリベロへ打ったりと、受ける側もかなり駆け引きをしている。ディグでは至近距離から強打を受ける勇気にも驚かされる。スパイカーと視線が合うこともあるという話を読むと、コート内では観客には見えない心理戦が行われているのだろうと感じた。
トータルディフェンスの話も印象深かった。ブロックとディグが別々ではなく、ブロックでコースを限定し、その後ろにディフェンスが入ることで守備全体が成立している。実際の観戦ではボール、スパイカー、ブロッカーを追うだけで精一杯で、ディフェンス全体を見る難しさも感じるが、だからこそ「今日はリベロだけを見る」など視点を絞る楽しみ方もあるのだろうと思った。
セッターについても、単にトスを上げる役割ではなく、スパイカーごとの好みに合わせて高さやテンポ、回転まで調整していることに驚いた。「手のひらが見えるように上げる」といった細かな技術にも、競技の奥深さを感じる。
アタックについては、以前は「高さとパワーが全て」というイメージを持っていたが、実際にはブロッカーの位置、ディフェンス、トスの状態、自分の体勢などを瞬時に判断しながら打っていることが分かった。無理に決めに行くのではなく、状況によってはフェイントやつなぎで立て直す判断も重要で、ほんの短い時間の中で膨大な情報処理が行われている。スポーツとしての身体能力だけでなく、判断力や駆け引きの面白さを強く感じた。