【感想・ネタバレ】歩く亡者 怪民研に於ける記録と推理のレビュー

あらすじ

無明大学にある「怪異民俗学研究室」(怪民研)は、作家であり探偵である刀城言耶の研究室で、膨大な書籍と曰くある品で溢れている。瞳星愛は、昔遭遇した“亡者”の忌まわしい体験を語るため怪民研を訪れた。言耶の助手・天弓馬人は熱心に推理を巡らせ、合理的な解釈を語るが、愛は“ある事実”に気づいてしまう。首無し女、座敷婆、狐鬼、縮む家――数々の怪異と謎に2人が挑む。本格ホラー・ミステリの名手による新シリーズ、開幕! 三津田信三ワールドの魅力が凝縮された連作短編集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 作家であり探偵である刀城言耶の研究室『無明大学・怪異民俗学研究室(通称、怪民研)』に持ち込まれる怪異譚を言耶の助手・天弓馬人(怖いものが苦手)と拝み屋の祖母を持つ瞳星愛が推理し合理的な解釈をしていく五編が収録されたホラーミステリーで、それぞれの怪異の怖さと解決編の先に待ち受けるラストなど最後まで油断ができない面白さやとあるシリーズの繋がりも見られて大満足だった。

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2025年05月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

拝み屋を祖母に持つ大学生の瞳星愛と、作家探偵・刀城言耶の助手を務める天弓馬人のコンビが亡者や首無女等の怪奇な謎に挑む短編集。
しっかり者の愛の勝ち気さと実はホラー苦手を必死に押し隠す馬人の強がりがぶつかり合うテンポのいい合理的推理はぶっ飛んでいるが、結果的にピタッと嵌まって快い読み心地。
刀城シリーズで旧知の兜離の浦や媛首村のワードや事件も出てきて思わず血が騒いだなw
怖さはマイルドながら、第三話の『腹を裂く狐鬼と縮む蟇家』の真相のように、垣間見える民俗学の悲しさと惨さが入り混じった暗部がやりきれない。

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2025年08月19日

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