【感想・ネタバレ】つくみの記憶のレビュー

あらすじ

31歳の松谷遼平は会社の懇親会で8歳下のアルバイト・隠善つくみと初めてまともに話すと、奇妙な感覚に襲われる。……この人は俺に会いに来たんじゃないか? 遼平は幼少期、生死の境を彷徨ったことがある。その記憶とつくみとが不思議と繫がってくる。遼平がつくみと結婚すると、別れた恋人の友莉が失踪してしまう。その捜索によって知った関係者の出自や記憶が大分のある地域に奇妙に収斂し、人間関係が因縁めいた連環の形となっていく。やるせなさ、ずるさ、だらしなさが随所に描かれながら、どこまでも澄んだ読み心地がする物語。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

面白かったのだけれど、これってSF?
つくみは、昔遼平を助けてくれた猫「シロ」の生まれ変わり?
出会うべくして出会ったと思った遼平はつくみに惹かれ、結婚。
遼平の仕事でつきあいのある会社の社長が愛した同性の美容師も、遡っていくと遼平の母のルーツと関わっていた。
弟耕平の友人タケルの恋人は、小さな時にその美容師に命を救われていた。
婚約者同然だったのに、あっという間につくみと結婚した遼平に傷つけられた友莉が働く高級コールガール組織の社長も「つくみ」という土地に関係があるのかもしれない。
突然失踪したつくみを探す手がかりを得るため、母の実家「六波羅家」を訪れ、誤って古井戸に落ちてしまいその後の行方がわからない。
全てが一つの土地に収斂していった、遼平はつくみに姿を変えた白猫に取り込まれてしまったのかもしれないが、それもはっきりとはわからない。

0
2026年01月17日

Posted by ブクログ

遼平は長年付き合っている彼女がいるにもかかわらず、つくみに出会った時自分に会いに来たと感じた。+建設会社営業の仕事の裏側

白石一文らしい傑作。最近あまり面白くないなと思ってたけどこれはいい。脇役を絡めたストーリー展開など読みどころ沢山。

(子供の頃、自分の命を救ってくれた◯◯がつくみであるかどうかというスーパーナチュラル話が白石らしい。そっちも嫌いではないが、それ以外が意外と面白い)

0
2025年06月26日

Posted by ブクログ

遼平は会社の懇親会でアルバイトのつくみと

初めてまともに話をして

彼女と昔から知り合いのような・・・

不思議な感覚に襲われ、

それ以後、彼女のことが気になって・・・



普通の恋愛ものかな?と思いつつ読み進めていくと

ミステリーのような、ホラーのような、

なんとも言えない感じで

ごく面白くて夢中になれる展開だったのだけれど



結末が、ちょっと、消化不良・・・

0
2025年08月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

信仰や転生や神様をうまくブレンドして構成されており、一気読み確定です
大分県がキーワードであり、4年間住んでいたので親近感もわいているので、高評価になっているかも
最後の方は少し雑なまとめ方なので、✡−1で✡4としました(最後モヤモヤ感が残ります)

0
2025年07月27日

Posted by ブクログ

章毎に物語を引き継ぐように語り手が変わり話を進めていく手法は、話の展開への興味を喚起し次から次へとページをめくってしまった。

謎の女性つくみとの運命的な出会いと、遼平が子供の頃に助けられた白猫のようなつくみ。
遼平とつくみの結婚までの話かと思えば、それから派生する様々な出来事と関係者たちの出自が不思議にも大分県津久見市に集約されていく。
ファンタジー的でもありながらミステリアスな話の展開に、このような終わり方なのか…と、作者に放り出されたような結末に不思議な読後感があった。
様々な証言を集めて真実を描く…、のではなく混沌とした話を混沌と終わらす。すっきりしないが、気になる小説になった。

0
2025年06月17日

Posted by ブクログ

過去の猫神様による因縁に纏わる不思議な恋愛物語。
建築会社営業の純平は幼馴染みで恋人の友莉が居る身である日アルバイト勤務の同僚つくみと知合う。純平はつくみに対し何故かデジャブ的な感覚に囚われ恋心を抱き結ばれるもそれを友莉に目撃され友莉とは破局しつくみと結婚する。
読み進める内に純平とつくみを中心に弟の耕平とその恋人、耕平の親友とその恋人、失恋した友莉を導く七輪優作等が、過去大分の猫神を祀る小島から津久見に移り住んだ人達の子孫で繋がっていた事が分かってくる。又、現在のつくみはこの猫神様の生まれ変わりで幼少時純平が病で死渕を彷徨う時に純平の母の命と引き換えに身を捧げ純平を救った因縁が解き明かされる。
繋がりが分かって登場人物が其々幸せなハッピーエンドを期待したが、つくみの突然の失踪を因縁を解き明かしながら追う純平が最後。。。で終えるのはちょっと頂けない

0
2026年01月18日

Posted by ブクログ


幼馴染の友莉と結婚するだろうと思っていた遼平だが会社のパートとしてやってきた つくみに出会いあらがうことができなくなる 弟の耕平その恋人 謎の七輪優作 様々な人達が瓜生島と猫のキーワードで繋がってくる

0
2025年10月12日

Posted by ブクログ

白石さんの著作は欠かさず読んでいるつもりだ。本作は間に旅行とかが入り、時間がかかり過ぎ、人間関係がわからなくなってしまった。

0
2025年09月29日

Posted by ブクログ

松谷遼平は、幼馴染の友莉という恋人がいたが、会社のアルバイトで入ってきた8歳下の隠善つくみと会ってから奇妙な感覚に襲われ、ずっと以前からの身内のような気持ちになる。

すぐにつくみと結婚した遼平だったが、その後友莉の失踪で捜索を進めるうちに関係者たちの出自や記憶が、遼平の母の実家・瓜生村と繋がっていることに気づく。

そして、つくみが突然いなくなった後、彼女も瓜生村に行ったのではと…。
遼平がそこで体験したのは…。


異常とも思える人と人の奇縁にあり得ないと思ってしまう。
だが土地の記憶が関係ある人を結びつけているのだと思うとこのような魔訶不思議さもあるのでは…とも感じる。
登場人物がみんな少し狡さやだらしなさを纏っている雰囲気に疲れながら最後は幻想的な場面だった。








0
2025年08月15日

Posted by ブクログ

一気読みでしたが、何とも言えない読後感…
読み終わっても謎が解けたわけではなく、前半に際立ってたつくみさんの不思議だけど惹き寄せられる姿が途中から消え去って、個人的には残念な気がしました。この不可解さも白石ワールドといえはそうなのかも知れませんが。

0
2025年08月12日

Posted by ブクログ

不思議な空気感。シロの化身のつくみと遼平がどうなったか気になる。なんだか中途半端な幕切れ。別腹だけじゃなく別舌⁈

0
2025年08月03日

Posted by ブクログ

なかなかストーリーを理解するのがむずかしくて、これどうやって終わるの?って思いながら読んだ。
読み終わっても何かスッキリしない感じでした。
ファンタジー寄りなのかな?

0
2025年07月23日

Posted by ブクログ

352ページという長めの小説でしたが、とても読みやすく、また単なる恋愛小説ではないところに引き込まれてしまいました。

長年付き合っていた幼なじみの友莉がいたにも関わらず、職場のアルバイトの女の子「つくみ」を「この人は俺に会いに来たんじゃないかな?」なんて思い、友莉を捨ててつくみと結婚してしまう遼平

読んで行くとつくみという女性が本当に遼平に会う為に来た女性なのでは?と思わずにはいられなくなりました。

ファンタジーというより、日本の昔話のような世界観。最後まで種明かしはされないので読者の思うように解釈して欲しいということなのでしょうか?

0
2025年07月13日

Posted by ブクログ

全てが不思議な感じで話は最後まで続いた。
次どうなるのか?とにかく気になって、それが最後まで続いた。
すごく不思議な感じだ。

0
2025年07月01日

「小説」ランキング