あらすじ
中学受験なんて夢のまた夢。ましてや東大なんて考えたこともない、どこにでもいる普通の小学生(私)が、十数年後に東大法学部に通っていました。
その理由は、父親にありました。
父は、一度も勉強を教えてくれたことはありません。
その代わりに、毎日の生活の中で、たくさんの大切なことを教えてくれました。
一言でいうと、父は「学ぶことを心から楽しむ力」を育ててくれたのです。
本書ではこの力を「12の力」に分け、私と父との実話を通して、お話ししていきます。
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Posted by ブクログ
私の父は、今まで、ただの一度も勉強を教えてくれたことはありません。
その代わりに、毎日の生活の中で、たくさんの大切なことを教えてくれました。
人間として大切なこと、生きる力、社会に出たとき必要な力を育ててくれました。
発想力、問題解決力、学習意欲、応用力、自立心……。
うそのような話ですが、実感としては、父がそうした力を向上させてくれたことの「おまけ」で、東大に合格してしまったという感じです。
一言でいうと、父は、「学ぶことを心から楽しむ力」を育ててくれたのです。
それは、大きく分けると、次の四つの力から成り立っています。
◆努力すること、忍耐することを楽しむ力
◆規則正しい日常生活を楽しむ力
◆調べること、試行錯誤することを楽しむ力
◆勉強と夢を結びつけて楽しむ力