【感想・ネタバレ】さざなみの彼方のレビュー

あらすじ

時は戦国。茶々(淀殿)は幼い頃、住んでいた城を信長に落とされた。父が自害に追いやられるも、生まれた時から共に育ってきた大野治長に守られ、逃げることができた。治長は茶々を一生守ると誓い、茶々も彼にそばに居てもらいたいと願う。その後、ふたりは柴田勝家の元に身を寄せたが、今度は秀吉に城を攻められ、茶々の母が自害する。そして二度目の落城を経験した茶々は、秀吉に側室になれと言われてしまい・・・・・・。二度の落城。許されぬ裏切り。家康の脅威。運命に翻弄されながらも、互いを思い合う茶々と大野治長の姿を描く、歴史恋愛小説!

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匿名

購入済み

覚悟の物語

この時代ならではの人間模様が描かれているものであった。それぞれの登場人物について断片的な知識のみ持ち合わせていたものが本書を読むことによって、一部繋がっていく感覚がある。信長・秀吉・家康という歴史の教科書に現れるだけであった名前たちが、色を帯びていく。
歴史小説初心者には非常に読みやすい本であった。

#切ない

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2025年06月04日

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