【感想・ネタバレ】偽装同盟のレビュー

あらすじ

日露戦争に「負けた」日本。 ロシアの属国と化した地で、男は、警察官の矜持を貫けるのか――日露戦争終結から 12 年たった大正 6 年。敗戦国の日本は外交権と軍事権を失い、ロシア軍の駐屯を許していた。3月、警視庁の新堂は連続強盗事件の容疑者を捕らえるが、身柄をロシアの日本統監府保安課に奪われてしまう。新たに女性殺害事件の捜査に投入された新堂だったが、ロシア首都での大規模な騒擾が伝えられ……。「もうひとつの大正」を描く、入魂の改変歴史警察小説、第二弾。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

日露戦争に負けた日本・東京を舞台にした警察小説。時代は大正時代。ロシアは帝政の最終コースに差し掛かっている。
筆者得意の歴史観と、警察小説の競合で、ぐいぐい読ませる。ひっかかり感のない上手なストーリー展開。
久々に読んだ佐々木ものは、エンターテイナー性抜群でした。

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2025年02月25日

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