【感想・ネタバレ】みんなでつくる1本の辞書のレビュー

あらすじ

日本語を教えていた飯田先生は、ある日留学生に「どうして、にんじんも、電車も、柔道の勝負も「1本」と数えるの?」と質問され、返事に困ります。はっきりとした答えをもっていなかったのです。そこで、まずは「1本」と数えるモノ・コトを集めて「1本の辞書」をつくってみようと思いたちました。例をたくさん集めることによって、日本語を話す人が「1本」と数えるときに思い描くイメージを明らかに。大調査のはじまりです。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

「1本」という言葉。数えるもの対象次第では意味合いやニュアンスが変わるのが奥深い。自由研究の題材探しに。

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2025年11月19日

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助数詞の「本」が使われるものは何があるのか、具体的に採取していった本。(大学の卒論のような)深みと根気強い調査とフィールドワークによって出来た本。大人にでも子供にでも読める本。
柔道の技が決まった時、なぜ「一本!」というのか調べてもわからなかったので、柔道に携わる方に直接聞きに行っているのだが、この「一本!」の由来には「おおお‼」と思った。

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2017年01月05日

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助数詞ひとつとっても、私が他言語話者だったら発狂するくらい難しいよな…日本語って。
イラストもかわいくて眺めているだけで楽しい。

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2025年10月23日

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助数詞「本」について考える。
どんなものに使われているか列挙して、特徴を考えて、分類する。そういえばあれも「本」だった! 
普段何気なく使っている言葉を考えるのって面白い。

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2025年06月28日

Posted by ブクログ

数え方に置いて、「一本」を用いるものに統一性がないと著者は留学生の友人に尋ねられ、それなら「一本」について調べてみようと作った本。土管は一本。柔道の技が決まった時も一本。CMも一本。考えてみると不思議。立方体を何個つなげたら一個から一本になるのか?など知ると、おお!となる本当に面白い本。柔道がなぜ一本なのかも書いてあります。気になるでしょ?

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2018年03月14日

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助数詞「本」について掘り下げた一冊。
あきらかに「本」と数えるもの。
何故「本」と数えるのかと考えてしまうもの。
日常、何気なく使っている「本」という単位について面白く学ぶことが出来ました。

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2016年10月29日

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読み聞かせには、向かないかもしれません。絵が細かいのです。文字も多い。色も青と黄色なので見えにくいかな。でも、内容は面白い。日本語の不思議を少しだけ解いてくれる気がします。高学年かな。

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2015年11月05日

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「なぜ電車も、柔道の勝負も『1本』と数えるの?」
言語学、中でも数え方についての研究をしている著者が、大勢の協力のもと「1本」の謎に迫ります。
細長い筒状のものは「1本」と数える、が、片方がふさがれて行き止まりになっていれば「1個」と数える…それでは両側がふさがれていればどう数えるか?
などなど、考えていくと奥深い「1本」の世界。
辞書の語釈を考えていく過程を見ているようで、興味深く楽しい1冊でした。

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2016年11月07日

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