【感想・ネタバレ】残り30年ジャーニー 悔いなき人生を歩むための50の教えのレビュー

あらすじ

40代で安定を手放し、
「自分の役割」を生きる道を選んだ社会起業家が綴る、
未来を切り開く指南書。

先が見通せず、舵取りが難しい現代――。
平均寿命が年々延びていく一方で、
「これからの人生をどう生きていけばいいのか……」と
多くの人が不安を抱きながら生きています。

例えば、30代の会社員であれば、
それはおおよそ定年までの時間であり、
40代であればキャリアの集大成を考えていく時間かもしれません。
50代であれば人生の締めくくりの時間へと入っていき、
60代の人にも70代の人にも、
それぞれに残された時間の意味があるでしょう。

2021年に刊行され大ベストセラーとなった、
『一度しかない人生を「どう生きるか」がわかる100年カレンダー』の著者
大住力氏は、44歳のときに株式会社オリエンタルランドを退社。
安定を捨て、「自分の社会的役割」を果たすべく
「Hope&Wish公益社団法人 難病の子どもとその家族へ夢を」を設立し、
新たな冒険を開始しました。
まさに、「残り30年」の冒険の最中にあるといえます。

本書では、「残り30年」への冒険に出発するまでの現在地の見つめ直し方、
冒険に必要な地図・武器の探し方、道中でのトラブル対応など、
大住氏が自らの冒険のなかで実践してきた50のメソッドを紹介し、
過去への後悔や未来の不安にとらわれて覚悟が決まらない人を、
「いま、ここ」から、最高の冒険・旅へと導いていきます。

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Posted by ブクログ

え、この本めっちゃよくないですか!?
読み終わって率直に思った感想です。
自分の人生の残り時間を24時間で例える秀逸さ、残り時間を意識してからの考え方。この先の人生に正解なんてない、正しさを探すのではなくて、自分がどう思うか、せっかくなら人と違う視点で見た方が楽しい。そして人は役割を持つことで、努力できる生き物だ。その役割を、他には興味を示さず命懸けでまっとうする人。
これからの生き方に圧倒的ヒントを提示してくれる1冊だと思います。勇気を与えてくれますねっ!!

0
2025年11月08日

Posted by ブクログ

自分のためだけに使える「4時間」をどう生きるか。
わたしは、この時間こそが「今日」であり、残された「命」の時間だと捉えています。

あなたが死ぬまでに「やりたいこと」と、いまのあなたに「できること」。このふたつの円が重なる部分が、あなたの“役割”であるとわたしは思うのです。
あなたが「やりたいこと」と「できること」を、一度じっくり考えてみてください。

自分が非力であると知っている人は強い。
自分に力がないことを自覚できている人は、自分の弱さと真摯に向き合い、真の力をつけようと努力することができる人だと思います。

自分は、「探す」のではなく「探る」ものであり、常に自問自答することです。

年齢を重ねれば重ねるほど、これから先も成長し続けられるかを左右するのは「謙虚さ」と「素直さ」だと痛感します。

修行とは苦しくつらいことをするという意味ではなく、動じない心をつくることだ」
常に感情をコントロールできるように心を磨くことを修行というそうです。

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2025年05月22日

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