【感想・ネタバレ】仁王の本願のレビュー

あらすじ

15世紀末の北陸加賀に「百姓ノ持チタル国」が建てられ80年。武士の支配を退け、民衆が自ら治める一向衆の政は、内外の戦に明け暮れるうちいつしか腐敗していた。織田信長や上杉謙信、朝倉義景ら強大な外敵に囲まれ、窮地に陥った加賀に現れたのは、「仁王」こと本願寺最強の坊官・杉浦玄任。加賀から越前、さらには日本全土に「民の国」を築くため、救いなき乱世で戦い続ける玄任の生き様をドラマチックに描いた意欲作!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

赤神諒さんの作品では、「大友の聖将」でも、自分の信じる「真理」に殉じて生涯を全うする人間を描いていて、感動したけれど、この作品にも、同様の世界が描かれている。この主人公が実在したかどうか?は、どうでもいい!こんな人がいて欲しい、と心から思った。

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2025年04月16日

Posted by ブクログ

一向衆徒が支配した越前、加賀は百姓の持ちたる国と言われていたが、織田信長、上杉謙信の侵攻を受けることになる。そこで窮地を救うべく本願寺から派遣されたのは最強の坊官杉浦玄任。
民の国を維持するべく戦い散った玄任の聖職者としての生き様と身の保身に走った七里頼周の醜さが上手く描かれている。衝撃のラストに驚愕。

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2025年09月11日

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