あらすじ
今、「女」が選挙で勝つためのキーコンテンツになりつつある。与野党を問わず、政治家は女性の存在と女性にまつわる政策を“頼みの綱”にしているのだ。日本の政治がいかに変わりつつあるのか? 女性初の朝日新聞政治部次長を務めた著者が、海外の事例を含めて丹念に取材し、データとともにひもとく。多様化が進んだ現代では政治家も多様性が求められており、分断を広げるだけでは真の男女平等につながらない。女性政治家が増えれば〈誰もが〉生きやすい社会になるということを可視化する新しい論点。民主主義を機能させるのはあなたです!
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Posted by ブクログ
ガオー
わいが普段から思っていることをズババンと書いてくれているので、いや違うなこの場合ズババーンだな(違いわからん!)とにかくそんなわけなのでもう気持ち良くて★5!なんなら★5じゃ足りない高評価でございますありがとうございます
なにしろ一刻も早く女性政治家を増やすべきなのだ
最低でも半分
理由は2つ
その一
「政治は結果」よく耳にする言葉です
もうおじさんの政治家が慣用句のように使ってます
ならば現時点での「結果」とやらを見てみなさいよ
もう無茶苦茶でごじゃりますがな
おじさん政治家たちに任せた結果が今なんだから、有言実行、今すぐ女性たちに席を譲るべき
その二
「民主主義」の大ピンチやねん
どのへんが大ピンチかは本書を読んでいただくとして
そもそも「民主主義」の定義てなんやねんていうとだね、「人民が決める体制」のことやなん
でもって人民の半分は女性なわけね
じゃあ「決める」ときに、半分は女性が関わってなかったらおかしいでしょ?っていうわりと単純な話
本書では、女性の政治進出に関わる「今」がひっじょ〜に分かりやすい文章で書かれているたいへんな良書である
おじさん議員は全員正座して読みなさい
Posted by ブクログ
私は女でありながら、女性進出などにかなり厳しい目で見てしまい、女性議員、女性管理職を何割までにするというような目標に疑問を持っていた。が、まず入る余地を作らないと何も始まらないし、何もできない、それからだってことがわかったし、全体の視野が広がるということにも目から鱗だった。今までと違う視点で政治の世界を覗けそうな気がした。