あらすじ
「生きものはみんな仲間」。理想のように響くこの言葉は、自然科学的に見ても本当にそうなのです。バクテリアでも、動物でも、植物でも、人間でも、すべての生きもので同じように働くDNAを通して「生きものとはなにか」を考えます。そして、DNAを知ることで、子どもたちがよりよく生きられるようにと願いをこめた絵本です。
*電子版には、折り込み付録の「ふしぎ新聞」および年3回の一枚絵付録はつきません。
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Posted by ブクログ
✿ 感想 ✿
すごい、文字がいっぱいです。
まじめに、DNAについて、説明しています。
DNAのらせん構造が発見されたのは1953年。
DNAは、まだまだ研究中とのこと。
40億年ほど前の海の中に細胞があったと考えられ、そこにDNAがあったみたいです。
DNAの研究により、生き物がどのように変化してきたのかわかるとのこと。
なかなかに、すごい研究。
いろんな観点で、その研究がなにかに使われるんでしょうが、なかなかにすごい。
最後の投げかけがすごい。
「DNAの入った細胞が、40億年という長い時間をかけてつくってきたさまざまな生きものたちの世界、自分がその中にいるかけがえのない存在であることを知った今、あなたはどう生きたいと思っているかな」
✿ あらすじ ✿
・ゲノムについて
A アデニン
T チミン
G グアニン
C シトシン
・タンパク質について
・DNAの働き
DNAのはらきかたを調べることによって、生きものはみな基本的には同じ生きかたをしている仲間だといえるようになりました。
DNAは同じでありながら、つねに変わっていく。
・DNAの起源
40億年ほど前の海の中には細胞があり、そこにはDNAもあっただろう。