【感想・ネタバレ】父よ子よ 風烈廻り与力・青柳剣一郎[67] 風烈廻り与力・青柳剣一郎のレビュー

あらすじ

剣一郎、父子の業を断ち、縁をつなぐ!
その行脚僧は、満月の夜に起きる不審火を予言した。
五年余りも江戸をさまよう僧の真の狙いは――

「月に魂を奪われた者が凶事をなす」五年前、胡乱な行脚僧の言葉に、風烈廻り与力・青柳剣一郎は戦慄した。
直後、百数十町を焼く大火が起きたのだ。そして今また、満月の夜に不審な火事が!
火盗改の強引な探索が進む中、剣一郎は行脚僧を捜すことに。そんな折、深川で小間物を商う男が刺殺される。
定廻り同心・植村の探索は、やがて剣一郎が追う事件と重なり……。

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Posted by ブクログ

このシリーズも、はや67巻。長くなって、なぜ青あざ同心と、呼ばれるのか?と、いう問いには、簡単な触れ方。

だが、大好きで尊敬する兄を目の前で失う悲劇。その後の、自暴自棄の時代。

深い悲しみが、彼を形成している。
彼の捕物は、人を真っ正面から見る。
そこには、身分や立場を超えた誠がある。

望まない性分、衝動に駆られた大犯罪を、今回も裁く。

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2025年09月02日

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