【感想・ネタバレ】北条は退かず(上) 激闘、三増峠の戦いのレビュー

あらすじ

小田原城主・北条氏康の子として生まれた北条氏邦。幼くして政略により親元を離れ遠く北武蔵の藤田家へ養子に出された氏邦は、北条家の血に翻弄されていく。さらに武田信玄の脅威が迫ろうとしていた……。

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Posted by ブクログ

北条氏康の四男で武蔵の名家藤田家に養子に出された氏邦は鉢形城を中心に北武蔵の豪族を掌握し、関東統一を目指す北条家を支える。
物語は北条家による藤田家の乗っ取りを快く思わない義父泰邦、正妻の於福との葛藤、三国同盟を破棄し北条領に食指を伸ばす武田信玄との戦い(三増峠の戦い)、上杉家との相越同盟と繋がる。
若き氏邦が悩み、苦しみながら武蔵の地を治める姿が描かれている。北条本家との軋轢、関係性はまさに現場と本社の諍いに似たものが感じられた。

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2025年11月08日

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