あらすじ
「仕方ない その証言とやらをしてみろ」――ここはドラコニア王国王城。控えめな性格ながら、誠実に尽くす後宮メイドのアリス・チェルシーは、ある日、正妃グエンドリンの宝石を盗んだ疑いで拘束されてしまう。身に覚えのない罪に、困惑するアリス。タイムリミットは数時間のみ。身の潔白が証明できなければ、すぐさま処刑されてしまう絶対絶命のピンチの中、突如、謎の記憶がよみがえる!それは彼女が転生する前の、かつて刑事だった頃の記憶…。刑事時代の捜査力を活かし、自らに濡れ衣を着せた犯人を見つけるため、彼女は真相の糸をたぐり始める。――さあ、無実の証明をはじめよう。待望の電子単行本化!!!※本作品には『後宮メイドの災難~人使いの荒い宮廷書記官と推理する~』(1)~(5)の内容が収録されています。重複購入にご注意ください。
...続きを読む感情タグBEST3
おっとり娘さんだった側室第二夫人の侍女アリスさんが、正妃の装飾品窃盗濡れ衣で斬手首刑の危機に、女刑事だった前世を思い出して起死回生の名推理で切り抜ける!
てな感じの後宮を舞台にした権力争いサスペンスと、悪魔憑きは即処刑な転生記憶持ちバレしたらいけない縛りで、前途多難なミステリー。
エドワードにいろいろ探りを入れられて、本格的にこき使われるのは次巻からかな?
単純明快
推理ミステリー漫画な訳だが、背景にある前世の事件がワリカシ単純明快なので、読んでるこちらには、推理する余地が全く無い。
結局のところ、主人公の記憶覚醒に全てがかかっているから、推理すらしない可能性もある。
異世界転生してしまうと、大前提がファンタジー(何でもあり)になるから、本来理詰めで語られる推理小説が破綻しかねない危険があることを忘れ無いでほしい。
元刑事さんが異世界転生?
異世界転生?してもいきなり犯人に仕立て上げられ、身の潔白を理路整然と…いやぁ本当の刑事さんでも絶対出来ないよぉ…スゴイ‼️