あらすじ
弊社の営業課には美人と評判のエースがいる。名前は秋津ひより、俺の同期である。「入社時期が同じ」というだけでなく、なんと高校時代の同級生でもある。人気者の彼女と学生時代からの知り合いだなんて、周りにバレると面倒だ。なるべく彼女とは関わらないように過ごしているが……。
『昼一緒に食べられそうだけど、どう?』
なぜかランチを一緒に食べたり、帰り際に飲みにいったり、はたまた自宅で夕飯を食べるような仲になっていた。これは社会の荒波に飲まれた残業モンスター達が美味しいご飯を食べるだけの話。
そして、同期社員がほのかに宿した恋心をゆっくりと育む話。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
友だち以上恋人未満…と言いながらも長年の恋人か夫婦の様な空気感…凄く良いです。
絶対に両想いなのにこの…もどかしい感じがまた良いんですよね。
飯テロ要素も有りますが、それ以上にこの甘酸っぱい感じが印象的でした。凄く好きですねぇ
Posted by ブクログ
ネットで見て、表紙のイラストの可愛さから気になっていた本。
"ご飯を食べるだけの日常"というから、食事がメインとなった話かと思ったら、どちらかというと主人公・鹿見有と同僚・秋津ひよりの社会人2人の恋愛模様が話の中心だった。
有に対しては、大学時代の元彼女や後輩女性からも思いを寄せられている設定で、いかにもラノベっぽい男性の夢だとも感じた。(作者が男性かはわからないが)
Posted by ブクログ
てっきり社会人の日常系ラブコメなのかと思いきや甘さと苦さがそれとなく振ってあってなかなかに読ませる作品だった。
社会に出て壁に当たった時、
何かに救われて突破できた。
あるいは、
何かのお陰で壁を突破できた。
という人は本作を読むと共感できるのではないだろうか。
最終章でゆるい物語がキュッと締まる構成が上手い。なかなかに読ませる作品だった。
パスタの食べ方
フォークだけで食べるとは、男らしい食べ方。
スプーンつけないで提供する店舗も多いけど、
洗い物が増えてめんどいから、この場合いいのかとツッコミを入れたくなるような。
口をデカく開けて、アンコウみたいにいただくのでしょうか。形を整える上でも重要。
残ったスープのサルベージの意味もあるのだから、なんか勿体無い。
まあ、お好みで。