あらすじ
歌麿、写楽、北斎を仕掛けた江戸のカリスマ出版人――
2025年大河ドラマの主人公・蔦屋重三郎の生涯を
美しい絵、引きこまれるストーリーで、分かりやすくえがいた学習まんが!
260年間も平和な治世が続いた江戸時代。それは庶民文化が花開いた時代でもありました。
そんな江戸時代の中ごろに生まれた蔦重こと蔦屋重三郎は、時代を読む確かな目と熱意と誠実さでつちかった人脈をいかし、軒先を間借りして始めた貸本屋をたった十年で江戸を代表する本屋、版元に成長させます。
その後も幕府の出版統制にあらがいながら、江戸っ子たちが楽しめる本や浮世絵を世に送り出しつづけました。江戸の町民文化の最先端を走りつづけた蔦重が見出した作家たちの作品は、時代と国をこえ、多くの人びとを楽しませることになるのです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
2025年の大河ドラマ「べらぼう」の主人公蔦屋重三郎。これまで全く聞いたことのない名前で何をした人かもよくわからない。
そこで、手っ取り早く知識を仕入れるのに学習まんがは便利です。
歌麿や写楽を仕掛けた江戸のカリスマ出版人なのですね。
蔦屋重三郎の生涯や功績について、おおよそつかめました。
Posted by ブクログ
江戸中期〜後期に出版業界で活躍した蔦屋重三郎の伝記まんが。2025年大河ドラマ『べらぼう』のモデル。喜多川歌麿、葛飾北斎、東洲斎写楽、曲亭馬琴など見い出し、世に作品を出した人物。
遊郭のあたりどう説明してるんだろう?と読んでみたが、サラッと「廻りを囲われ、遊女が集まっている地域。遊女が客を遊ばせる妓楼がある」と注釈があった。ふむ。
常にアンテナを張り流行に敏感で、与えられたチャンスをグッと掴んでいく姿、政府の取り締まりにもめげないでやりたいことをやりぬいていく姿が胸を打つ。
江戸のシャレのきいた遊び心、たまらない!
『一目千本』(遊女を花に見立てた絵の本)や判じ絵おもしろい。