あらすじ
ピッコマAWARD 2025 ノベル部門受賞!
『このライトノベルがすごい!2026』(宝島社刊)
単行本・ノベルズ部門 第9位!
シリーズ累計70万部突破!(電子書籍を含む)
「師弟のあの頃、いま、これからについてーー」
WEB掲載のSSや、第一巻から第五巻までの特典SS、ドラマCD脚本の書き下ろし中編小説など合計
16本の短編と中編を一冊に。
【あらすじ】
あの日、陽の昇らぬ<未明の地>で人知れず運命の扉が開いた。月のように黄金に輝く瞳。孤独な番人・ウィステリアがロイドと出会い、止まっていた時の針が動き出した。何気ない日常に心揺らされ、強い想いが溢れても……そこには師弟二人だけ。一方、元の世界【マーシアル】には二人を想う人々がいた。恋知らぬロザリー、かつての令嬢を待ち続けるベンジャミン、兄を慕うパトリシアとルイス、ルイニング家と親交を持つデイヴィッド、ウィステリアに出会う前のロイドの姿も。
このページを手繰った先に、あのときめきをもう一度――。
WEB掲載のSSや、第一巻から第五巻までの特典SS、さらにドラマCD脚本の書き下ろし中編小説など、短編と中編計16本を一冊に。
「恋した人は」の“もう一つの物語”集!
<収録短編>
1巻電子書籍特典SS 魔物の好み
WEB掲載SS 恋に落ちるのではなく
1巻発売記念SS そして、出会う
1巻TOブックスオンラインストア特典SS こぼれたその名は
1巻電子書籍特典SS 望外の師
2巻TOブックスオンラインストア特典SS 黄金の意味
2巻発売記念SS
2巻電子書籍特典SS ルイニングの三番目と不釣り合いな友人
3巻電子書籍特典SS ルイニングの二番目と不相応な謁見
3巻TOブックスオンラインストア特典SS 薄明の中、まだ知らない
4巻電子書籍特典SS 焼き尽くす
ポストカードセットSS
4巻TOブックスオンラインストア特典SS 滲み火照り溶ける
5巻電子書籍特典SS 気の合う一人さえいれば
5巻TOブックスオンラインストア特典SS その関係は遠い親戚、あるいは
ドラマCD脚本・小説版
著者について
●永野水貴(Mizuki Nagano)
いつも応援してくださる皆様、
本当にありがとうございます。
グッズを作ってもらえたのは
この作品がはじめてなのですが、
実は短編集を出してもらえるのも
これがはじめてです。やったー!
SNS(X) @nagano_mizuki
●イラスト:とよた瑣織(Saori Toyota)
短編集ですね!色々な場所で発表されていた短編がこうしてひとつに
まとまってじっくり読めるのはとても嬉しいです。改めて読者様の日々の応援に感謝いたします。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
人気シリーズの番外編位置づけである初短編集。
過去の特典SS (短編) と、ドラマCDストーリーを小説版に再編集した中編がひとつの構成です。
番外編ですので本編ストーリーの進展が待ち遠しい読者にはおあずけ感あるかもしれませんが、これまでの本編を読み返したくなるビター&スイートな短編がちりばめられています (ビターとスイートの配分はさておき)
この短編達を読むことで、本編を数割増しで楽しめるかと思います。
また既にドラマCDを聴いているファンでも、小説版としてストーリーを追うのは思いのほか新鮮で楽しめました。豪華キャストの熱演により耳で楽しんだ上で、目でも小説版を読み補足情報も得られるのは幸せなことです。
そして短編集ですが本編と同様、カラー口絵1つに白黒挿絵10点…どれも美しく物語を彩っています (大判ラノベの利点を最大限に活用!) このシリーズのファンであれば強くオススメできる1冊です
Posted by ブクログ
ロイドのことをもう少し深く知ることができた。
幼い頃から家族と温度差があり、距離感も違ってい
たんだね。
あの冷めた感じもどこから来るのだろうと不思議に
思っていたけど、幼い頃からそうだったってことは、
そうなるきっかけがあったわけじゃなく、単にロイ
ドの性格ということなのでしょうか?
(もっとロイドの幼い頃を見てみたい。)
異性に関しては、”来る者拒まず”(パトリシア談)な
のはこれまで読んできてわかってたけど、ウィステ
リアと一緒のところを見る限り、ただロイドが興味
を抱くほどの女性に出会えてなかったということかな。
ただパトリシアのロイド愛は強烈ですね…
ロイドへの執着が怖い。
ピアスとかもね…妹で良かった(!?)
王女殿下のこと、ウィステリアの事を知った時にど
ういう反応をするのか…. 見るのが怖い。
ドラマCDの脚本の方では、幻想だと知ってても、ブ
ライトへの嫌悪感が拭えなかった。幻想なんだから、
罵って殴ってやれば良かったのにw
幸せを感じてるウィステリアを見てるのは居心地が
悪かった。「早くこの悪夢よ終われ」と思いながら読
んでいた。
うーん 本編が待ち遠しい。
早くウィステリアとロイドに会いたい!
短編集ならではの色々なお話、ロイドの昔の話とか、なかなか本編で出てこないお話など、面白かったです。ところで、妹のパトリシアって、あんな感じだった…?本編読んでた時にも片鱗があったのかなあ。気づかなかった。