あらすじ
病を治す異能を持ち、世界最後の希望と言われる薬術師。新米薬術師のライラは国外遠征中に、王城で飼われていた美しき妖人レイルと出会う。
その夜クーデターが勃発し、ライラはレイルを護衛として雇って逃亡の旅に出ることになり……。
定められた運命を生きる
二人の間に芽生えるものは―――
感情タグBEST3
柑奈まちセンセ作画で、守野伊音センセの超絶激重シリアスストーリーを、コミカライズ再見。胸熱だー。
これ原作読んでたときも思ったんだけど、序盤なんか暗っぽい雰囲気で、出てくる登場人物たちがすげぇ世の中憎んで恨んでて怖いの。
レイルとか檻に繋がれてた妖人の奴隷で、やたらやさぐれて暴力的なんだけど生い立ちがまたえらい理不尽だらけでねぇ。
ライラのほうもこっちはこっちで、背景激烈に重っ苦しい薬術師という存在。お薬や医療の技師ていうだけではない、国際不可侵条約対象になっちゃうような特異な人種。
そうした特異な人種たちを傷つけて追い回したり使い潰したりする普通人との対立だけじゃない、恨みつらみ渦巻く世界。
おぉ、これ3巻分くらいかけないとメイン2人の恋愛たどり着かない気がするけど、大丈夫だろうか。 最後までつづいてくれぇ。
「貴方は私に名をくれた 尊いものをくれた貴方にせめて醜悪ではない何かで報いたい」
ライラの言葉が印象的でした。
信念があり、明るく逞しい主人公だけど、まだ明かされていない過去や背負っているものがありそう。
作画のお二方は『狼領主の~』のタッグなのですね!今作も傑作になりそうな予感大です。
匿名
待ってました!
前作からファンになり、心にグッとくる作者がたまらず好きになりました。
今作もダークながら、どんな展開をみせるのか期待です。2人を見守りたいです。