あらすじ
サルシッチャ王国の姫・ティシエナは、生まれたときに受けた呪いのせいでどれだけ食べても空腹が満たされない。亡国の王子で近衛隊長のアルフィアスがあの手この手で節約しているものの、年々国庫を圧迫していく食費…。呪いを解く望みがないならばと、ティシエナは自ら裕福な隣国の王子に政略結婚を申し込むが…!?
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匿名
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サルシッチャ国の王女のティシエナは生まれたときに国王が魔女を招待しなかったということで魔女から恨みを買い生まれてきた王女は一生すきっ腹を抱えて生きていくという呪いをかけられてしまったせいでどれだけ食べても空腹感が満たされないということに悩みサルシッチャもティシエナの食費で膨大な予算がかかっており常に節約が必要だった。
その節約を買って出ているのは主にティシエナにとって兄のような存在である近衛隊長のアルファスでありそれを嬉しくも申し訳なくも思っているティシエナであった。
そしてティシエナはこれ以上国庫を圧迫しないようにするために裕福な国に自分との結婚を売り込みに行くという決断をした。
しかしその話に応じてくれたカルネという国はサルシッチャと違い力に任せて領土拡大をしたせいで方々から恨みを買っているところでもあるのでアルファスは反対して…。