あらすじ
五姉妹の末っ子であるロゼッタは、先祖から代々受け継がれてきた「聖女アリアナによる祈りの力」で天候を操り、国に恵みをもたらしていた。城内で姉たちから無視され続けても、国王である父の期待に応えるため、聖女として日々祈りだけを捧げ続けるロゼッタ。持ち前の前向きな性格と、愛を誓い合ったイアンと婚約目前だったので、自由がなくとも幸せを感じていた。ある日、城で見かけたイアンに声をかけようとするロゼッタだったが、彼の口から「贄妃」という言葉を聞いてしまう。意味が分からず、音を立てて取り乱してしまったその時、謎の青年・ノアに窮地を救われ…。
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冷たい監獄
聖女の能力。悪用したり力を誇示する者に利用されるなど、いつも危険が伴う。しかもこの聖女は囚われの身。何も知らずに聖女の務めだけをしてきたが、一人の見慣れぬ青年騎士と出会う。
匿名
聖女
聖女ロゼッタは、豊穣の祈りをする度に胸が苦しくなって、発作が起きています。王様が、ロゼッタに何度も豊穣の祈りをさせていて、姉達からは、無視されて、婚約者のイアンも陰でロゼッタを贄妃と呼んでいるし…ロゼッタが、とても可哀想になりました。蛇から助けてくれた男性が、これからロゼッタに関わってくるのか見届けたいと思いました。
気の毒な・・
聖女といっても搾取されるだけのような扱いで、本人は気持ちを明るく保とうとしているのにあの人の(気持ちの面での)裏切りは読んでいても痛かった。絵が瞳はちょっとレトロな感じでこれはこれで魅力あるかもと思いながら読みました。