【感想・ネタバレ】ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~ 小冊子付特装版: 12【特典SS付】のレビュー

あらすじ

カバーイラストはゆき哉先生の描き下ろし! ALL書き下ろし&描き下ろし【64ページ小冊子】付き豪華特装版! ・小冊子収録内容 中村颯希先生50ページ超えの大ボリューム書き下ろし。まるっと慧月回!&ゆき哉先生描き下ろしのアニメ収録レポ漫画まで! ・ストーリー 金領の騒動を終え、帰路につく玲琳たち一行。しかし玲琳の体調を心配した慧月は、気の枯渇のせいで入れ替わりが解消できないと嘘をついてしまう。そこで玲琳から提案されたのは、「慧月様、黄領のわたくしの家に寄り道して、数日逗留しましょう!」まさかの黄家への寄り道だった!? 入内して以来の玲琳の帰還に、喜びに沸く黄家の者たち。そして束の間の休息をとる尭明や景彰たち。そんな中で慧月が知ったのは、玲琳の両親、そして生まれ育った環境で……。「あなたは、母親とは別人でしょう?」なぜ、いつまでも娘が母の影に囚われることを望むのだろう。迫りくる死を淡々と受け入れる玲琳、ひとり懸命にあらがう慧月。一方、辰宇は仄暗い過去を思い起こし――。大逆転後宮とりかえ伝、第七幕「雨の黄家帰省」編。クライマックス直前、不屈の第12巻。 ※電子版はショートストーリー『下戸』付。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

黄家里帰り編。それぞれが想いを自覚する巻。黄家のこれでもかというぐらい玲琳への溺愛が炸裂している。以前にも書いたが、侍女や女官達は玲琳ではなく玲琳の母親の姿を見ているのだ。物心ついた時から「静秀の分まで生きる」というよりも「静秀そのものになれ」と言わんばかりに創作物を真似させて、持ち物や思考まで作り上げようとしていた。普通なら反抗するだろうが、侍女達には悪意はなく本当に静秀を慕っていたのだろうし、自分を産んで母親は死んだ、周囲から静秀を奪ったという罪悪感が玲琳にはあるのだと思う。自分が生まれてきたことを否定しないために母親と同化を続けた。景彰の計らいで若い同年代の侍女達が来たけど、すでに「静秀として作り上げられていた玲琳」を見ていただけだったから、玲林も心を開けなかった。雛宮で出会った慧月は玲琳自身を見ていて「あなたと母親は別人」と言い張った。慧月は最初から自分として生きてきたし、誰にも負目など持っていないから、反抗もすれば嫉妬もする。その慧月も自分は景彰が好きだと自覚した。この想いを抱いたまま、雛女、そして妃になるのは苦しいと思う。景彰は前巻で慧月に「あなたが心配なのは妹の体」と言われてイラついていたのに、まだ無自覚なのか?雛女相手だから、その想いはダメだと否定している。そして辰宇。皇帝の当て付けのように産まれた皇子で、母親は自分の分身として息子を見ていたのだ。辰宇が即位すれば自分が皇帝になったと思ったかもしれない。残された辰宇は踏みつけられ、裏切られて全てを諦めている。そして欲しいものを見つけた。ここで辰宇の母親が絹秀に送りつけていた呪符が何やら玲琳に描けられた呪いに関係するのかという展開になってきた。小冊子の内容は、風邪を引いたぐらいで少々大げさな周囲に、慧月が狼狽えながらも良い方へ変わっていく日々に幸せを感じるという内容。次巻に期待大。

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2026年04月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回も面白かった!玲琳の過去の境遇を思うともやもやとするけれど、慧月がそんなのひどいって玲琳以上に怒ってくれるものだから、読んでるこっちまでうるっときてしまう。
慧月と景彰を筆頭として恋模様も進んでいて楽しい。自分の心にも他人の心にも聡い慧月と、そのどちらにも鈍い玲琳のふたりともかわいい。いよいよクライマックス感があって寂しさ半分どきどき半分だけど、次の巻も楽しみ!
特典の慧月が幸せになる話もひたすらかわいかった。殿下のセリフの「おまえは朱慧月のなんなんだ」が本当にその通りで面白かった。

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2026年04月05日

ネタバレ 購入済み

面白かった!

景彰様と慧月様の進展が気になって購入。
また、玲琳様の体の弱さについて、慧月様が糸口を掴んだようで、次回作が気になって仕方がない!
読み進めると、玲琳様を取り巻く環境に対しての慧月様の怒りがすごく良かった。むしろモヤッとしたことをビシッと説明してくれて、スッキリ。玲琳様が慧月様大好きになるのがよくわかる。
結果として大満足です!

#胸キュン #ハッピー #切ない

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2026年04月06日

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