あらすじ
日本で最もたくさんのワクチンを商品として販売してきた製薬会社。その会社で若手のホープとして期待を集めていた影山晃大氏が、26歳で突然の死を遂げた。
原因は、2回目のコロナワクチン接種。国は後に彼の死と接種との因果関係を認めた。
被害者認定は受けたが、彼の死亡に衝撃を受けた同僚社員たちは、mRNAワクチンの危険性について広くリサーチを始める。調べるほどにわかったことは、コロナワクチンをめぐる厚労省の施策が、それまでの医薬業界の倫理や常識をズタズタにする異常性に満ちていた事実だった。
この「常識外れ」の原因は、いったいどこにあるのか?
亡くなった彼や遺族の無念に思いをいたし、有志数名のチームで、今後新たなワクチン薬害を広めないようにと本書の執筆を開始を決意した。著者名は「チームK」。
亡くなった影山晃大氏の無念を無駄にすまいとの思いによる命名であった。
本書では、あくまでも、厚労省を始めとする公的機関や、会社のプレスリリースなどで発表されているオープンソースのデータをもとに、さまざまな検証が進められている。
次に来る危機の中心として、世界に先駆けて日本だけが承認した「新mRNAワクチン=レプリコンワクチン」の本質的危険性を訴え、この新ワクチン販売に経営資源を集中投下する自社に対し、本書を通して再考を促す。
仕事としては、安全性が全く担保されていないレプリコンワクチンを病院や医院に売らなければいけない立場だが、自分たちの良心との葛藤は強まるばかり。
「この商品だけは売りたくない!」「家族や子ども、友人・知人にも打たせたくない!」「誇りを持って働いてきた我が社のためにも、なんとか止めてもらいたい!」
若くしてコロナワクチンのためにこの世を去った同僚の死を無駄にしないためにも、一人でも多くの読者に真実の情報を知らせたい。そして自らの意思で正しい未来を掴んでほしい。
狂気の政策の同伴者であることを拒否しようと叫ぶ、医療業界内部からの熱き良心が形となった1冊。
感情タグBEST3
生きてこそ
新しいタイプのワクチンに懸念を抱いて、職場で採用されるのではと不安になり、この本を読みました。読んで良かったです。
命あっての物種といいます。
君子危うきに近寄らずとも。
読み終えて、自分や大切な人を護りたいなら、他人や世間に流されず、自身の頭と心でよく考えて、その思いをカタチにすることが大事と改めて感じました。
私と母は共に看護師、コロナ初期から、家族には、コロナワクチンの治験が不十分だから接種しないでと、話してました。しかし病院に出入りする業種の弟だけは、仕事上支障があるからと、こっそり1回目を打ちました。会社の圧もあったと思います。2回目の予約をしたようだと、義妹から聞き、毎日電話やメールで説得、きっと2回目を思い留まってくれて、今みんな無事でいます。
誰も毒を身体に受け入れる為に生まれたわけではないはず。命を守るはずのワクチンが治験不十分で危険を孕んでいても、実際死者が多数出ても中止しない日本の国です。自分の大切な人を護るためにも、この一冊を是非多くの方が読んでほしいと思います。
日本は大丈夫だよ
より多くの人に読んでもらいたい本です
そして一人一人が自分で考えて行動していけば
それがどんな道であれ
きっと後悔のない人生になります
読みやすい
とっても読みやすいので、ワクチン肯定派、否定派いろいろな考えの方に読んでいただきたい本です。
ワクチンのことをあまり考えてこなかった知人に勧めたい本です。
Posted by ブクログ
人類の歴史において、ワクチンのおかげでどれほどの命が救われたことか。反ワクチンを主張してる人たちはもう少し勉強しろよ。
普通にそう思ってたけど、なるほど、mRNA(およびレプリコン)ワクチンにこれまでのワクチンの常識をそのまま当てはめるのは確かに危険だということがよくわかる。そもそもの免疫に対する機序が異なるんだから、安全検証基準も見直さなければならないし、むしろ厳しくすべきところを逆に甘くしているとは・・
これをワクチン販売会社の社員が書いたのもスゴい。今でも会社でやっていけてるんだろうか?これからどうなるんだろうか?
あと・・これからワクチンが全てmRNAやレプリコンに変わっていくとしたら、僕たちはどうすればいいんだろうか。
Posted by ブクログ
会社の内部告発の本かと先入観念を持ったが、会社(meijiseikaーpharma)の社員による新型ワクチンの販売の中止を訴えた本。この執筆者グループは過去の会社の大きな業績を傷つくことの取り返しのつかない危険性を憂いこの本を世に出した。会社を愛すればこその勇気ある行為である。
mRNAワクチンの危険性を僕らに教えてくれ、たこのワクチンを打ったことで死亡した人がいかに多いかを教えてくれている。会社がmRNAの進化したレプリコンワクチンを世界初で市場に送り込もうとする利益第一主義の日本と会社を告発している。
mRNAは従来の抗原を外から人間の体内に入れるワクチンから人間の体内に抗原の遺伝子情報を入れ、細胞内に抗原を作らせるという仕組みだが、そこで作られる抗原のスパイクタンパクそのものに毒性があり危険だという。mRNAワクチンの仕組みそのものに問題がある。
Posted by ブクログ
健康人に投与して死亡例が出た商品と同等の安全性でしか担保できない自社製品は、売りたくないよな…と共感するお話でした。国と会社への精一杯の抵抗を感じました。
仕事しながらここまでのクオリティで書籍かけるのか?そもそも製薬会社って基本副業ダメじゃないの?とかしょうもないことが気になった。
明治のプレスリリース見たけど、チームKは実在しないみたい。社員1人が勝手に書いた文章のようですね。他の書籍も出しているみたいだし…なんだかなあ。
Posted by ブクログ
厚労省やメディアがいかに国民をだますレベルで、情報をねつ造してるか?がわかった。
もし製薬会社単体で行ったら、業務停止命令されていることを何度も当たり前のようにやり続けていることが、ありえないと感じた。
本来であれば死亡事故2件目で、コロナワクチンはいったん中止、そして広く注意喚起して徹底調査すべきであったのに、数年経過した今もワクチン産業は盛んである
ただ、あるYouTuberがメルマガで暴露しているが、厚労省や政治家を操っている存在がさらにいることは事実。
私達にできることは
メディアや医者の話を鵜呑みにせず、自分でよく考える、信頼できる人と話し合ってみることだと思う。
Posted by ブクログ
製薬会社社員が書いただけあって論理的で嘘くさくない。mRNAワクチンの安全性はまだ未確定なのにコスタイベは安全だとMeiji社長が言い張るのは確かに無理がある。化血研を助けた恩もあるし、日本製だから政府が後押ししてくれてるのだろうから強気に出てるのだろうけど、国民はそんなに馬鹿じゃないよ。
Posted by ブクログ
内容は地方局のニュースやその他の動画を見て知ったことと、ほぼ同じだった。
それでもデータと一緒に説明されていると、より分かりやすく、しっかりと理解することができたし、製薬会社現役社員たちの考えを知ることができた。
自分は反対派でも推進派でもない。
多くの情報があふれかえり、それに困惑する人だ。
これからのレプ時代をどう生きればいいのか、まるでわからない。
そんな状況で、この本は有益だった。
Posted by ブクログ
国も間違った方向に走っているのを判っているのに突っ走る。大企業も引けずに走り続ける。戦争を突っ走った時と同じだ。
立派な製薬会社の社員さん達の訴え。
日本国民は、安全だと言う検証がされていないmRMAのワクチンを、打たないことで抗議しょう。
まだまだ早すぎる。
医師や医療関係者は、もっとも危険なこのワクチンについて学び直す必要がある。
薬害訴訟をこの日本から世界に広めたくないから。責任をもって命に係わって欲しい。
沢山の人に読んで貰いたい本です。
Posted by ブクログ
これまでに接種したワクチンが悪さをしないことを願うばかりだ。一方で悪さをするはずがないという根拠のない強がる持ちもある。今後はワクチン接種そのものをわたり前だと思わず、素人ながらに考えなくてはならない時代になってきた。
Posted by ブクログ
ワクチンについては以前から知られている情報ですが、ワクチンメーカーの社員としての責任感の強さを随所に感じました。自分ならどうするかを考えさせられる本です。
Posted by ブクログ
一瞬、内容が難しいのかと思ったが、割と読みやすい、理解しやすい、目聞きしてきたことがそういうことかと深く理解することに繋がった。周りでも突然死の知人がいるし、この本を執筆した方々の同僚を失ったことから立ち上がって、変えられるものなら変えたいと気持ちを感じる内容。やっぱりそうだよねと打たないことを納得をできたし、これからも警鐘を鳴らしたいと思う。
Posted by ブクログ
体に注入された後に作られる抗原。それを攻撃させることで免疫を獲得する。弱毒化も無害化もなされていない。果たして暴走しないのだろうか?…何度も実験に失敗し実用化できなかったmRNAワクチン。コロナ禍の混乱の中、通常の手続きを省いて認可され、多くの命を奪った。…作られた抗原自身が増幅するレプリコン。さらにリスクの高いそのワクチンを販売しようとする製薬会社がある。巻き起こる不買運動。誇りあるブランドが崩れていく。…ワクチン接種後の同僚の死を受け社員有志による出版。報われることがなくてもやらねばならぬことがある。
Posted by ブクログ
「どうせ反ワク信者の戯言だろ」
と鼻先で笑い飛ばそうとする人ほど、一度読んでみて欲しい。
状況は多くの人が思っている以上に深刻なのかもしれない。
Posted by ブクログ
前置きとして、私の心境の変化について、
初めにお話させてください。長くなります。
どうかお付き合いいただけましたら幸いです。
私は、私が心から慕う女性を、21年12月18日に亡くしました。彼女の死の直後、感動的なドラマのように報道され、あまりのその番組の用意・手際の良さに不気味さを感じた私は、以降、よもやな都市伝説ではなく、しっかりとした公開情報と論文・学問などから調べるようになりました。
すると、真面目に検証するほどに、驚くほど、よもやな都市伝説で言われているような内容に近づいていくのです。結論ありきで陰謀論を盲信するのではなく、確かめていくと、陰謀や計画があったであろうことが十分に察せられるというところまで辿り着きました。
瞬間、私は激しい憎悪に駆られました。不条理と怒りに燃えました。彼女を犠牲にした全ての者たちを、最も残酷で、最も卑しく、最も苦しいやり方で、情報の淘汰によって○ろしてやるとまで思ったものでした。
けれど、ふと、考えたのです。
よくある綺麗ごとです。その復讐を、大好きだったはずの人は、望むのだろうか、と。
結局、人は思い込みによってしか、生きられません。
望むはずだ!と怒りに燃えることもできますし、いや、望まないだろうと、生き方を思い直すこともできます。
そして私は、さらに学問を進めていくと、どうやら、彼女を死に追いやった組織や、関連者は、もともと迫害されていた一族やその近親者だったと分かりました。「生きていたい」「死にたくない」……その願いだけは、この地球のすべての命が持つ、絶対に奪ってはならない、一番大切なものです。
○ろしたいほど憎んだはずなのに、いつのまにか、私は、彼らのことを尊敬するようにもなりました。つまらないことで愚痴を言ったり、誰かが何かをしてくれないと、自分にできるはずのことを諦めて、常に僻んでいる人たちは、現代には多かろうと思われます。そんな中、彼らは生きる前提すら無理難題の最中、生きることに明らかに真剣でした。
善かれ、悪しかれ、生きることに真剣である人を、私は尊く思うのです。
前置きが長くなりました。
何が言いたかったか申しますと、本書のチームKの方々は、最終的に、友を失いせしめた者たちを憎むのではなく、自分に恩を与えたくれた人であり、感謝するからこそ、決して無体なことはしないで欲しいと、みんなで幸せになっていこうと……
『祈り」の生き方を選んでおられたのです。
『祈り』……これこそ、まさに私が、彼女の死を悼み、仇を憎まず、許し、尊び、共に幸せになりたいと望むようになった経緯そのものであり、全く同じ気持ちだと気づき、嬉しく思えたのです。
僻む人たちの気持ちも痛いほどわかります。
財務真理教をはじめとして、そうなるよう世の中を仕組んだ意図は確実にあり、皆さんの生活が苦しいのは、絶対に皆さんのせいではないのですから。
けれど、いつまでも、ジリジリと……焦げつくように、愚痴を言い続けていても、憎む仇は態度を改めることはなく、また、自分も心が疲れていくばかりです。
だから、一度、思い切り、大自然にでも通って、大声で叫ばせて貰いましょう。
嫌いで、許せなかった人のことを、「大嫌いだぁぁぁぁ!このばかやろうめえええええ!」と。笑
喉が枯れるほど、でかい声で叫びましょう。身体が傷つくほど疲れることがポイントです。
そうすると、「よし!また明日も悪口を叫んでやろう!!」なんて、前向きに考えたくなくなります。笑 喉が痛いと、つらいですよね。カラオケも行けません。食事もつらくなります。
こんなに傷つくほど声を出したのだから、もういいや!と。絶対に、初めは、自分のせいじゃない。それはもう肚に落ちたから、あとは自分がやっていく……そうやって納得出来ましたら、誰のせいにするでもなく、初めて、自分の意思で努力や工夫をしていけるのかもしれませんから。
祈りを志す人が、少しずつながら、あらゆる職種、業界を問わず、増えてきた手応えが、じわじわと伝わっています。皆さんはいかがでしょう。
科学的見地に立った素晴らしい解説本であることはもちろん、この本は、悪意を赦し、己の願いに素直になり、受け入れて生きていくためのヒントも記されていると、私は思いました。一度、ぜひ手に取ってみてくださいませ。
※
以下、ネタバレを含みます。
感想・個人的雑記となります。
時間の許す方のみお付き合いください。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
①ワクチンが社会に登場するまでの異常に速いスピード
②有効性の検証が不十分
③過去に例がないほどの副反応のきつさ
④厚労省自身による、業務停止レベルの誤情報の意図的拡散
⑤死亡事例が出ても接種中止とならず、事業継続の判断
⑥有効期間の度重なる異例なる延長
※①〜⑥ P118 より 引用
ディオバン事件など、検証不十分な誇大広告の過ちが過去にあった例をなぞりながら、上手に伝えてくれているのが、さすが本職スタッフたちであり、素晴らしい読みやすさだと思いました。
逆に、ポリオ(急性灰白髄炎)という、命に関わる深刻な病については、不活化ワクチンにより事実上の克服に至り、計り知れない人命を救った事実も、対比して伝えられています。
そもそも科学技術は、光あらば闇あり、です。作り出すのも人ならば、扱うのもまた人だからです。『血を吐きながら続ける悲しいマラソン』という言葉を生み出した名作、ウルトラセブンも、科学技術の発展が招く悲劇と、死ぬはずだった命を救える喜劇とを、諸共に伝えています。パンプキンシザーズにおけるカウプラン機関など、実在の軍産医学複合体にとても似ているとすら言えるかもしれません。
人がやることであるのですから、作る人々に、底なしの善意もあれば、強烈な悪意もあるのです。ゆえに、ワクチンは天使か悪魔かという議論は非常に惜しむべきことだと思われます。そもそも、人に与するものもあれば、そうでないものもある。ワクチンに限らず、なんであれ人が関わるものはそうなのですから。
また、どうしても職場の都合などで、コロナワクチンを打たなくてはならない場合、『ヌバキソビット』だけは、唯一、mRNAワクチンではないので、候補に挙げてもよいかもしれないと紹介されているのも、素晴らしいと思いました。
戦時中、敵兵を○ろすことなく安全に軍の作戦を遂行するためとはいえ、ケシを精製していた過去がある武田薬品が開発しているので、私は無条件には信頼はしていませんし、筆者も「責任は取れません」と明記してあります。人間関係の歪さ、窮屈さに苛立つより、ワクチンを打って分かり合いたいと渇望している人にとっては、しっかり調べていただいた上で、候補にするのも、一つの手段と言えるでしょう。繰り返します_私は決して推奨しません。
それでも、結論ありきで、科学や、そこに勤める人を一括りにして憎むよりも、まずは話を聞いてみて、しっかり調べようとする、関心を、愛情を持とうとすることは、大切なことだと思うのです。
Posted by ブクログ
コロナワクチンに関する本もいろいろと読んできましたが、製薬会社社員による本書はとても読みやすく、ワクチンの実情がよく理解できました。
著者チームの同僚がファイザーのワクチンを打って亡くなった現実がまずあって、mRNAワクチンが従来のワクチンとは比較できないほど多くの薬害の起こり得るリスクの高い医薬品であるにもかかわらず、その自己増殖型という未知のワクチンを売ろうとするMeijiSeikaファルマ。
このM社はこれまではインフルエンザワクチンなど多くの安全なワクチンを開発してきたにもかかわらず、ワクチン後進国の汚名を晴らそうとする国のバックアップも受けて、mRNAのさらなる活用に足を踏み入れてしまう。
告発のような形となった本書であるが、著者チームも会社の立場や経営方針を必死に理解しようとし、それでもやはり家族や知人に接種を薦められないワクチンを売ろうとしなければならない苦悩を必死で訴えている。
タイトルに偽りのない思いが伝わった一冊で、1日かけて一気に読み終えてしまいました。
Posted by ブクログ
色々言う前に読んで欲しい。
打つ前に読んで欲しい。
この世の中、おかしいと思う流れが結構あると思っているが、これもまたおかしいと思うこと教えてくれた。
個人の考え方と思うが、これは事実である。死人がでている。
健康の人が予防のために、打つものが、打った後からなにかしらの症状が出る時点でおかしい。
周りに薦めます。
Posted by ブクログ
凄い本でした、ワクチン製造している会社(Meiji Seikaファルマ)の現役社員チームによって書かれた本です。自分が勤める会社に不利益になるようなことを、仲間の死を目の当たりにして、相当の覚悟を持って世に出した本だと思います。この本が普通に売られているだけ、まだ日本は希望があるのかもしれませんね。詳しくは本書をどうぞ、時間がない方は、以下に示す私のポイントをご覧ください。
以下は気になったポイントです。
・本書で明らかにしたいこと、1)なぜ今後、一部のワクチンは接種を慎重に考える(控える)必要があるのか、2)どうやって「安全なワクチン」と「危険なワクチン」を見抜いたらいいのか、3)事故増殖型の新型mRNAワクチンである「レプリコンワクチン」について、国策の鳴物入りで、Meiji Seikaファルマから2024年秋に発売する(p5)
・ワクチンとは、そもそも人の免疫機構に作用することによって、細菌やウイルスが原因で起きる様々な疾患に関わることを予防する、あるいはかかった場合でも軽症で済むようにとの発想で作られたもの、18世紀末にジェンナーが「種痘」の開発を始めてから2世紀以上経過する(p31)
・2023年まで使用されてきた従来型インフルエンザワクチンは「不活性化ワクチン」で安全性に関しては長年の実績があり、特段問題は無い、2024年から使用されるインフルエンザワクチンは、従来タイプであり問題ないが、現在のインフルエンザワクチンの中身が「不活性化タイプ」から「m RNAライプ」へと変わった後である(p23)早ければ2025年に日本に登場する、これは確実な流れになっている(p25)
・2024年10月からスタートする「コロナワクチンの定期接種」が一番気をつけるべき、2024年4月以降、コロナワクチンは任意接種となり、基本的に有料(1回:15300円)となったが「定期接種」となると、65歳以上、60歳以上で基礎疾患のある人は、国や自治体が一部負担してくれる、今推し進められているのは、「コロナワクチンのインフルエンザワクチン化」である(p31)
・インフルエンザワクチンと新型コロナワクチン、接種回数(1億7000-9000万)及び年齢層(65歳以上)という条件を合わせると、死亡認定は「4名(インフル)対527名(コロナ)」となる(p61)従来型ワクチン(45年分:10億回以上)と新型コロナワクチン(3.5年分:4億回)の死亡認定数は、151人(インフル)対773人(コロナ)となる(p63)
・今回のコロナワクチン開発において、1年を超える臨床試験は実施されていない=1年以上の長期的安全性については全く何が起きるかわからない、という前提であるのを承知で見切り発車している(p86)
・コロナワクチンは接種後の死亡事例事故は「2204例」(2024年7月29日まで)となっているが、99.4%が「評価不能」となっている。一方で、小林製薬の「紅麹案件」は、5人が亡くなったと報道され、その後厚生労働省は、徹底的に調査するとして調査に乗り出した。死者198名の遺族から相談が寄せられたが、114名は当該サプリを摂取していなかった、その後に79名の調査が終了したが、因果関係は確認されなかった(p114)
・コロナワクチンは超冷却が必要である、これは「RNAが不安定だから」RNAが壊れやすく不安定なので、安定化を図っている(p116)医薬品やワクチンの使用期限は厳格適用されるが、今回のコロナワクチンは不思議なことに有効期間の延長が何度もなされた、2021年9月10日:6ヶ月→9ヶ月、2022年4月22日:9ヶ月→12ヶ月、2022年8月19日:→15ヶ月(p117)
・日本人の死者数激増は2022,2023年で終止符を打ったわけではなく、2024年も危機は進行中、この現実が示すことは「ワクチンに死者抑制効果はほどんどなかった」「むしろ死者激増が起きている可能性がある」(p128)
・無毒化されたウイルスや菌を「抗原」という、つまり「ワクチン」とは「抗原」のことであり、無毒化(弱毒化)されたウイルスや菌のことである(p135)抗原は、これまでのあらゆるワクチンは「企業のワクチン製造工場」で製造されていたが、m RNAワクチンは「人間の細胞の中」で製造する(p136)自分の細胞に「抗原を作り出す」という働きをさせるために「メッセンジャーRNA」という「遺伝子情報」を細胞に送りこむことでそれが可能になるはずだというのが、mRNAワクチンの設計思想である(p139)自己増殖とは「レプリカーぜ」という酵素によって「抗原を作れと命じる設計図の入った遺伝子情報そのものを複製する」という意味である(p140)
・抗原を外から人間の体内に入れるのが従来型ワクチン、人間の体内に抗原の遺伝子情報を入れ、自分自身の細胞内で抗原を作らせるのがm RNAワクチン、mRNA自体を体内で増殖させ、より多くの抗原を作らせるのが「レプリコンワクチン」でああ(p142)
・コロナワクチンを世界で最も頻回接種した日本において、この2年ほど激増している「帯状疱疹」や「ターボ癌(予兆もなく急激に進行する癌)」といった疾患は、おそらく免疫抑制(自己免疫が自分の細胞を攻撃し続けると、全く逆の反応を起こし免疫抑制が始まる)の結果として表れていると考えられる(p150)
・m RNAワクチンは筋肉注射によって摂取される、皮下注射に比べて末梢血管に吸収される速度は2倍ほど速いが、皮下であれば皮膚組織というバリアがあり、そこで一度免疫というフィルターを経ることになる、経口で飲む場合は、粘膜と消化管を経由する、経鼻的投与の場合には、粘膜というバリアを経由するので、それぞれ免疫は一度「外敵」の正体を見極める機会を得る、しかし筋肉注射は、すぐに血管に吸収され全身に回る接種スタイルだと、免疫には「敵に備える予備戦」の時間を与えられず、最初から熾烈な決戦となる(p154)
・アメリカ製薬企業・ノババックス社が開発し武田製薬が2024年に登場させた「ヌバキソビット」のみ、m RNA型でないコロナワクチンである(p179)2021年当時は武田薬品はモデルナと組んでいたが、「ヌバキソビット」に集中する、モデルナは「田辺三菱」と提携する(p203)
・レプリコンワクチンの承認、販売が日本が世界初である、なぜレプリコンを開発した企業(アークトゥルス)を抱えるアメリカ国内では承認、販売がなされないのか?という疑問を生じさせる(p206)
・私たちが本書を書いたのは「mRNAタイプのワクチンで同じ会社の仲間が失われた、そんな事が起きたというのに、mRNAと同じタイプ、さらに一歩進んだタイプのワクチンを発売して果たして大丈夫なのか?」という葛藤があったから(p235)
2024年10月28日読破
2024年10月28日作成
読みやすいです
国や会社などの公になっているデータをもとに、mRNA ワクチンの危険性を分かりやすく伝えてくれる本です。国やメディアがなぜか報道しない内容なので、とにかく読んで、自分はどうするか1人1人が考えた方がいい。本を書いてくれた社員さん達の勇気に感謝。
Posted by ブクログ
国内シェア大手の製薬会社の若手営業マンが、ワクチン接種後数日でこの世を去ったことから、その死に疑問を持った当該製薬会社の社員数名が「チームK」を名乗り、mRNAワクチンの疑問点等を調査、その結果を受けて人々に警告するという本。
たびたび、この亡くなった社員への友情や、その弔いであるかのような表現が出てくるが、2024年12月に当該製薬会社が「著者は1名のみであり、チームKなるものは存在しない」「著者は亡くなった社員とは面識はなかった」といった声明が発表されたため、単なる反ワク社員によるテロ行為では、という憶測も生まれており、何が本当なのか、混乱させてくれる。
ただ、「チームK」はウソだったとしても、社員が亡くなっていることは事実のようで、本書に書かれていることも一定の説得力はあり、本書は今でも売れ続けている。実際、製薬会社で働く人たちが本書を読んでどう感じるのか、本音を聞いてみたい。ちなみに、私はコロナワクチンをもう打つつもりはない。
Posted by ブクログ
数々の非常識も「緊急事態だから」という一点で強行突破されてしまう怖さと、自分らも「だからしょうがないよね」と迎合してしまううかつさ。
全然報じられないし政府も積極的に言わないけど異常な数のワクチン死亡認定。
人の命に関わる分野にとっては時代の流れに流されることは認めてはいけないことだと実感したのと、受け止める僕らもよく考えるべきか。難しいけどね。
この本が世に放たれたことはすごいことだと思う。もっと知られてほしい事実。
Posted by ブクログ
今年1月に何と8回目のコロナワクチンを接種した。3200円だった。迷いに迷ったが妻のグループホームにしょっちゅう面会するのでふんぎった。ホームの職員たちは1万数千円の負担が重かったのかほとんどがスルーした。
レプリコンワクチンに社命をかけるMeiji Seika ファルマの匿名社員が書いたのが本書。会社に対する内部告発、ワクチン行政への批判の、なかなか読ませる本である。
コロナで死んだ者、ワクチンで死んだ者は相当数にのぼり、現状の呑気さが信じられない。政府が右往左往し、国民が振り回されて、終息しないままなのにまたぞろ病院のベッドを減らす愚行が蘇っている。まともな総括もないままだ。
この本で少しは思い知るといい。とはいえ陰謀論なら乗るのも嫌だ。少しでも真っ当に考えようとAIで調べてみた。いろいろわかったことがある。
ファルマ側は事を小さく小さくしようとしているようだ。出版社側に正確な記載を求めながら、筆者が使う資料や論拠のどこが間違っているのか主張がない。
「チームK」がグループでなく「一人」だというのを手柄顔に指摘するより、しっかり中身で反論しないと駄目だろう。それだけのことが書かれているよ、この本。
いっそ裁判にでもなれば、本当のことが見えてくるのかもしれない。いや司法も怪しいから無理か。
ともかく二度と騙されない。専門家オミ、ニシウラ、クツナらに。
もし次に接種するならmRNA でない「ヌバキソビット」という不活化ワクチンにしよう。
Posted by ブクログ
知らないことの怖さを感じました
あの、独特の、ワクチンを打たなければ人じゃないみたいな雰囲気だった頃、何も考えず打った自分を恥ずかしいと思い、これからは考えて調べて納得してから行動しようと思いました
Posted by ブクログ
製薬会社Meiji Seika ファルマの有志による著書。
会社の仲間の一人がコロナワクチン(mRNAワクチン)の接種により亡くなったことをきっかけに、mRNAワクチンやレプリコンワクチン(次世代型mRNAワクチン)の安全性に疑問を持ったMR(医薬情報担当者)たちが、その安全性を確認した結果、従来型のワクチンと比べて危険性が高いと考え、mRNAワクチンやレプリコンワクチンの危険性を訴えた本。
mRNAワクチンやレプリコンワクチンのもつ危険性、というか、それらが危険な可能性については理解できましたが、「mRNAワクチンやレプリコンワクチンは危険」と決めてかかっている点や、得られたデータを危険性に結び付けて解釈しようとしている姿勢には、違和感を覚えました。
おそらく、mRNAワクチンやレプリコンワクチンは危険なのだとは思いますが、それは、これらがそもそも危険、というよりも、臨床実験や、臨床実験を踏まえた改良の不足が原因だと思われるので、mRNAワクチンやレプリコンワクチンは危険、という論調は危険だと思います。
また、mRNAワクチンやレプリコンワクチンを売ることは、会社としてやってはいけないことである(会社の経営が危うくなるので)、という論調が強く、人間としてやってはいけないことである、という主張は弱かった点も気になりました。
とはいえ、製薬会社の存在意義や、厚労省の役割、ワクチンの仕組みや新薬が承認される過程、ワクチンならではの承認の厳しさなど、いろいろな知識が得られた点は役に立ちましたし、ワクチンに対する考え方を得る意味では、いろんな人に読んでもらいたい本だと思いました。
とりあえず、コロナワクチンの接種は、当分しないことにします(というか、予防接種は基本的にしない、が自分の姿勢ではありますが)。
Posted by ブクログ
打たなくてよかった…本当に。打って、後遺症、死亡してしまった方は居た堪れないな。コロナにかからないように打ったのに、それで死んでしまなんて。皮肉すぎる。
それに、COVID19ワクチンにこんな非常識な対応がされていたとは…。大概にしろっ!って感じだけど、起こってしまったものは、もう戻れないから。今後、同じような処置はしないでほしい。
国には国民に偽りは伝えないでほしかった。
Posted by ブクログ
この本を読んだほうがいい理由としては、ワクチンの話はまだ終わっていないことであり、今年を期にさらに変わっていくことが書かれているから。COVID19はまだ終息したと宣言されていないし、日本においては定期接種の運用、そこに向けたインフルエンザ対策との混合ワクチンの開発など、変更し接種する流れが今後も継続することが伺えた。
後半は、レプリコンワクチンについて多くの誌面を割いていたが、この内容については誰もが考える必要があるものと思う。mRNAの次世代版と銘打っているものの、果たして人に打てる代物なのだろうか。
読んでいて終始感じるのは、摂取量が多いにも関わらず、接種後のフィードバックや改善点などが洗い出されておらず、接種するモノも接種する運用が何も変わらずに進んでいる点が不思議である。
著者の立ち位置および記載の方針が、読みやすさと説得力を生んでいるように思う。インフルエンザワクチン国内シェア1位の企業に勤めていて、ワクチン開発者でなく、でも企業から薬を売るという前面に立つMRという職の人だからこそかけた内容だと思う。
情報や思想に偏りはなく、フラットな目線で書かれていたように思う。何かを押し付けるわけでなく、なにかを辞めされる意図も強制力もないため、読みやすかった
この本を書くに至った経緯は同僚の不幸であるが、そこだけに囚われず、過去を批判しまくるだけでなく、未来の変更点をいろいろ提示している点も良い。最悪は、自身の勤めてる企業へのダメージもあるだろうことを考えると、この内容が世に出たことは読者にとってはありがたい限りだ。
ただし、情報の分析については、もう少し踏み込んでも良かったようには感じる。ここは個人で書いた限界でもあるとは思うが。
Posted by ブクログ
ワクチン接種で亡くなったであろう同僚の死を受けて、チームKの皆さんは勇気を出してこの本を執筆されたのが伝わります。決して会社への不満、不信感等があるのではなく、誇りを持てる会社だからこそこの本を出版されたのだと思います。
チームKの皆さんの気持ちを考えると涙が出ます。
ワクチンの事を知る事ができました。
ありがとうございます。と言いたいです。
Posted by ブクログ
コロナウィルスのレプリコンワクチン「コスタイベ」を販売するMeiji Seikaファルマの現役社員数名が書いた本。
同僚を2回目のワクチン接種で失ったことからデータや情報を集め、クビ覚悟で上梓。
そんなことは言っても偏見だらけの内容なのかな、と思ったが、ちゃんと公表されているデータを用いて何がどうおかしいのかをしっかり説明している。
確かに当時はワクチン開発を急いでいたし、普段は慎重すぎる厚労省も焦っていたのは分かる。ただ、世間的にも副反応など問題になるほど発生していたのにそれでも半ば同調圧力のような感じで、打たなきゃ非国民とでもいうような風潮を作り上げていたきらいはあった。
他のワクチンに比べて明らかに有害事象が多いのに何の対策もしない国。
安全性を訴えまくる製薬会社。
国民は何を信じたらいいんだろう。
本書とは全然関係ないけど、最近の厚労省や国はどうかしてる。
あんなに石橋を叩きまくって恐る恐る渡る感じだったのに、マイナや電子処方箋など見切り発車もいいところ。
実際不具合だらけで後始末はベンダー任せ。国民のためじゃない。お偉いさんが何か得をするんだろうな。
Posted by ブクログ
データに基づき、私たちが感じていたコロナワクチンに対する「違和感」を紐解いてくれた一冊。
この書籍の出版にあたり、チームKの方々はさまざまなリスクを飲み込まれたことと思います。
mRNAワクチンそのものや、ワクチンを流通する企業をただ批判するのでは無く、会社を愛しているからこそ警鈴を鳴らすに至ったことも感じられ、とても言葉に説得力がありました。
取引先の医師に勧められて手に取りましたが、自分の健康や、自分の大切な人の健康を守るためにも、多くの人に手に取っていただきたい書籍です。