あらすじ
音はふるえる空気の波。大きな音は大きくうねり、高い音は細かくふるえています。左右の耳に届く音はわずかにズレていますが、脳はその差を手がかりに、音がする方向や、どんな場所で響いているのかを判断します。ふたつの耳で聞くことで、より立体的で、いきいきした音の情景が描かれるのです。人間も動物も、日々、さまざまな音を聞きとり、記憶し、くらしに役立てています。オーディオに精通した著者が語る、音と耳のはなし。
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Posted by ブクログ
2024年度 課題図書中学年の部。
音とはなにか、耳はどうやって音を認識しているのか、がよーくわかる科学絵本。すごくお気に入りの1冊になりました。
中学年〜中学生、高校生にも、読み聞かせに使いたいと思いました。絵できちんと図解されていて、言葉もかんたんな表現が使われているので、とてもわかりやすいです。「読み聞かせ」という声(音)と視覚で届けることが、とても意味のあるものになりそうだな、と思います。
Posted by ブクログ
人の出す「声」が耳に届いて何の音か判断する様子、音の生まれる仕組みがやさしい言葉と絵で説明されています。
私のような科学音痴には、それでも「理解できた」とは言えないけれど、子どもの科学への好奇心を育てるのにはいい本だと思います。
中学年ぐらいにおすすめ。
Posted by ブクログ
科学絵本としても素晴らしいが五感の一部(聴覚)を掘り下げながら一種の感覚がもたらす感性の広がりの仕組みを表現している
・・・音のひとつひとつがどんな風に聞こえてどんな意味をもっているのかを知りながら大人になっていく。
この一文、染み入った
読書感想文コンクール課題図書
私としては低学年一押しの一冊
Posted by ブクログ
2024年読書感想文課題図書·中学年
音ってどうやって出るんだろう?
どうやって、聞こえるんだろう?
音を遠くまで早く伝えるには何を使うといいのかな?水?空気?
花火の音は遅れて聞こえるよね?どうしてだろう?
かたほうの耳だけで音を聞くと、どんなことがわからなくなるのかな?
音に関するいろいろなちしきを、わかりやすい文章と絵で学べる絵本です。
Posted by ブクログ
課題図書と言う事で読んでみました。
知っている話もありましたが、ステレオの話や騒がしい場所でも耳のピントを合わせると、聞きたい音が聞き取れる理由など、そうなのか!と勉強になりました。
ふたつの耳と脳が力を合わせて、そうぞう力をかきたてるそうです。
Posted by ブクログ
2.3年。音が震えであることや音の高さがあること、身近な動物の音に関する聞こえや声などが書かれている。難しく見えてしまう知識も、話題やテンポが良く興味を持って最後まで読みやすい。
Posted by ブクログ
2024年小学校中学年課題図書です
児童向けの知識絵本ですが、耳や音のしくみについて、分かりやすく書いています。
大人でも知らないことがたくさん‼️