【感想・ネタバレ】産婆のタネのレビュー

あらすじ

浅草天王町の札差、坂田屋の娘お亀久は、元は男勝りのお転婆だったが、六年前にかどわかしに遭ってから、見知らぬ男と血を恐れ家から出られなくなった。さらには、許婚である材木問屋、万紀の長男紀一郎が紀州で山崩れに巻き込まれ行方知れずに。悲観したお亀久は大川に身を投げようとする。激怒した母は、命の尊さを教えようと、「産婆の神様」と呼ばれる八丁堀のおタネ様の家にお亀久を連れて行く。始めは恐れおののいていたお亀久だが、おタネ様から産婆は女相手の仕事だから男の出る幕はないと聞き、見習いを申し出る。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

結構ハードな状況や過去も文体が重くないので読みやすいと思う。

時代背景の違いは大きくあれど女性の生き方の選択というところは現代と通ずるものがある。
誰かを頼って生きるか自分一人でやっていくか。

お亀久ちゃんの産婆さんへの道も頼もしく楽しみでもあるけど紀次さんとの事もうまくいけばいいな

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2024年12月05日

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