あらすじ
読字障害というハンディキャップを抱えながらもアメリカ留学の後、作家・評論家として活躍する三条公彦。知的で爽やかなイメージだが、決して他人には立ち入らせない領域があり、その私生活と過去は謎に包まれていた。一方、女性上司とともに行方不明者を捜査する宮下刑事は、おりしも白骨死体で発見された別の女性との不審な繋がりに気づく。はたして、三条は二つの事件に関わっているのか。真相を追う二人にも危機が迫る。
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Posted by ブクログ
識字障害を持つイケメンコメンテーターとその助手、そして2人の刑事を中心に進んでく話。
最初は、走り出しのタレントの話かなと読み進めていくうちにどんどんきな臭くなってきて...
女性刑事もディスレクシアかと思ってたけどやっぱり。男性刑事のキャラというかイメージだけがふわふわしてた気がするけど、徐々に怪しさを出してきたり、時系列もしっかりしてたし突っ込みどころもあまり無かったし、あと最後がとても良かった。こういう希望の持てる犯罪小説が一番好き。
Posted by ブクログ
一人ずつ何の関係もない登場人物の描写が続く。
そのうち、点と点が繋がっていく。何人かは、亡き者となるか、行方知れずになる。
犯人は、これまでの登場人物の中にいるはずだが、誰かが殺人鬼の仮面をつけているのか、それとも殺人鬼の顔を隠すための仮面をつけているのか。
仮面というタイトルの意図を想像しながら読み進める。
途中、刑事が囚われ、絶望的な状況に陥るが、そこからどう助かるか、の展開もヤキモキしながら面白く読み進められた。
誰しも、社会に適合するため、成功をおさめるために、それぞれの仮面はあるだろうけど、その下に隠されている素顔もまた、千差万別なんだと納得した。