あらすじ
元編集者の猫沢二胡(ねこさわ にこ)は最愛の夫を喪い、仕事をなくし、閑古鳥の鳴く実家の文具店で店番をしつつ一人暮らしをしている。
そんな折、突然甥っ子である大学生の明澄(あすみ)が訪ねてきた。シングルマザーの母の結婚をきっかけに家を出ると言う。
二胡はとっさに同居を提案し、不思議なふたり暮らしが始まった。
静かな日々に明澄が加わり、文具店のわけありなお客様たちとの交流もあり、なぜか猫もやってくる。空虚だった二胡の日常はいつしか賑やかになり、ある目標もできて――
借りぐらしから居場所が見つかる、あたたかい日常の物語。
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Posted by ブクログ
あー、猫飼いたい…。
なんだかんだで同居からの恋愛展開も好きだけど、絶対恋愛展開にはならない関係性も安心感があっていいなぁ。
まだまだこれからなかんじがしたので、続編を待ってます。
Posted by ブクログ
猫は正義。
残念ながら 表紙の女性はなんとなくイメージが違うのだけど
元職は料理雑誌の編集者という 私には未知の世界の人なので 合ってるのかな?
1/3ほど進んだあたりで出てくる野良猫ちゃんが
今までバラバラに出入りしていたサブキャラをぎゅーっとまとめていくのが面白い。
猫は正義。 知らんけど。 そう言ってみたくなった。
うだうだになってるけれど どこか背筋がピンと伸びている感じがする二胡ちゃん。
物語はこれから…ですよね? 何も解決していないことばかり。
にゃんことともに みんな幸せになーれ!
今は差別用語になってしまうのかな?「おとこまえ」な二胡ちゃんの書く記事を読んでみたい。