【感想・ネタバレ】何かの家のレビュー

あらすじ

その家には約束事がある。それは“決して一人で入ってはいけない”ということ――。
大学生の冬馬が夏休みに実家に帰省すると、父親から民俗学を学ぶ学生・雪穂のフィールドワークのためにある場所への案内役を頼まれる。そこは例の約束事がある家だった。目的地に向かう道中、雪穂は不思議な話をする。曰く、例の家には必ず誰か一人が囚われて、次の人が来ない限り永遠に出られなくなってしまう、というもので……。
――これは、家にまつわるひと夏の物語。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

一章でさらっと家の名前が変わったところで、「うわこれ面白い!!」と鳥肌。一章だけの短編ホラーでも十分なくらいです。でも最後まで読むとまた違う面白さがあります。
…ですが、ところどころ分かりづらい…!家の特性に関する部分は前述のとおりそれが面白さの根幹にあるのですが、白乃の存在や冬馬の入れ替わりの部分をもう少し丁寧に描写してあると文句なしの★5つでした。特に白乃が誰なのかを匂わせている部分(多分白乃がずっと冬馬を好きだった理由でもある)は、説明が足りなくてもったいない!!というのが正直な感想です。

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2024年10月04日

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