【感想・ネタバレ】覇王の船のレビュー

あらすじ

毛利・村上水軍600隻 VS 織田・九鬼水軍7隻!?
だがそれは、信長が生み出した史上初の鉄甲船だった――
暗躍する戦国大名の忍び、手に汗握る海賊の激闘。
両軍の最先端の武器が天下を決めた!

石山本願寺を制圧したい織田信長は兵糧攻めを成功させるため、支援する毛利軍の補給船を全滅させるよう九鬼水軍に命令を出す。
ところが、毛利軍の擁する村上水軍は最新の爆薬玉を使って、逆に九鬼水軍を蹴散らしてしまう。
信長は船が木製だから燃えると判断、鉄鋼船の建造を命ずるーー
ヨーロッパの大航海時代より300年も早く、鉄鋼船を海に浮かべた織田信長と九鬼水軍の世界最先端の知恵と活躍を描く、前代未聞の歴史時代小説。

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Posted by ブクログ

エンジンがかかるのに時間がかかったが文章に慣れると引き込まれるように読み進めれる。時代小説の堅苦しさもなく、そして時代に沿って話を進めていくのではなく蘊蓄もあり、そして庶民寄りの内容だったので新たな発見、見方もでき読まずに返却しようと思ったが日にちはかかったが読んでよかった、と思える内容だった。
長の無謀な今まで造船した事ない鉄の船を2年という短期間で造るよう命令され九鬼嘉隆、丹羽長秀らが奔走し出来上がるまでの期間の生活などを描いた話で情景も描くことができるし、難しく書いていないので頭に入っていきやすい。
のめり込みすぎて時間がかかったのが少し悔しい。

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2024年12月04日

Posted by ブクログ

まさに傑作。その時代の臨場感がヒシヒシと伝わってくる読み応え十分の一冊でした。ありふれた表現になってしまうが、やはり時代に名を残す信長の類まれなる創造力と実行力には恐れ入った。

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2024年11月07日

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