あらすじ
【電子書籍限定書き下ろしSS】&【輝竜司先生描き下ろしイラストとサイン】付き!
「1人vs1000人!?
正面突破で
国を倒せ!【フルボッコ】」
美貌を頼る気まるでなし。美女の痛快英雄伝開幕!
コミカライズ企画進行中!
書き下ろし番外編巻末収録!
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中村颯希先生推薦!
(『ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~』(一迅社ノベルス刊))
「「婚約破棄された令嬢」が「劇的な変化を遂げ」「追放先で次々と人を魅了し」「活躍する」。要素だけ並べれば王道の悪役令嬢物語のはずなのに、こんなに血湧き肉躍る英雄譚になるなんて。誰も彼もが男前!こんなの惚れてしまいます」
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書き下ろし番外編収録「約束を破る果て」
【あらすじ】
帝国が領土拡張を図る乱世。大軍勢に一人対峙する絶世の美女がいた。黄金の艶髪。括れた細腰。――名をローズメイ=ダークサント。その正体は、かつて太った容姿と王国最強の武勇で名を轟かせた「醜女将軍」。婚約者に嫌われ命を散らしたにもかかわらず、神の気まぐれで蘇った伝説の女武人であった! 何もかも失った彼女を突き動かしたのは、その誇りのみ。「たかだか一度死んだ程度で、弱き者を守る生き方が変わると思ったか?」。その志はならず者や敵将の心さえも打ち、配下に志願する者も現れる。少女を襲う龍を殴り倒しては、民を虐げる貴族を殲滅。やがて噂が噂を呼び、祖国の仇の帝国にも目をつけられることになり――? 美貌を頼る気まるでなし。正面きって国を倒す美女の痛快英雄伝開幕!
著者について
●八針来夏
こんにちは。猪と竹藪に悩むド田舎でしぶとく小説界隈にしがみつく作者です。
いつも「面白い」「面白くない」の狭間であがいていますが、この物語はそんなことを考える暇もなく楽しんで書けました。
自分の場合、それは最高傑作ということです。作者のように楽しんでもらえれば幸いです。
●輝竜司
作画の打診のメールをいただいた時、本作の書籍化決定の嬉しさのあまり、部屋をしばらくぐるぐる歩き回っていました。いつか本になって、手に取れたらいいなとずっと思っていたんです。
そんな本作のイラストをお任せいただけること、緊張すると同時に、絵描きとして無上の喜びです。
感情タグBEST3
む。
派手な活躍も良いんですが、演劇を観に行く場面。
悪行を尽くして来た男の最後の思い。
弱さを悔いる村人の細やかな頑張り。
滲みました。
理想の人
冒頭、よくある婚約破棄で始まりますが。
ヒロイン•ローズメイのブレない感じがカッコいい。
気品、崇高、美麗、そして圧倒的強さ。理想の人を具現化したらこうなった、みたいな。
Posted by ブクログ
読み飛ばす作品ではなく、ちょっと考えさせられるストーリーだった。
コメントとかをちゃんと書きたくなる作品です。
表紙のカラーと題名で読み始めるよね。
でも、思ってた定番ストーリーとは違う方に突っ走る。
軍人なヒロイン、ローズメイは戦場を行くのか、ロマンスの出番はあるのか、続きを期待します。
描き下ろし番外編『約束を破る果て』殺されるゴロツキなモブ視点。ホロリとするよ。
Posted by ブクログ
ローズメイ様カッコいいですわよ!
ただ、個人的には本文中のモノクロイラストが好みじゃない。まあ、脳内で考えるからいいんだけど。巻末にちらっと載っていた、コミカライズの絵の方が好きだな~。
Posted by ブクログ
中村颯希先生の紹介文から興味を持って読んだ。悪役令嬢ものかあと思いながら読んだら、強い美女が狡猾な美女とライバルだったり従者な美女と仲良くなったり王子やご令息たちを生き様の光で焼いたりする硬派めな話で新鮮だった。
Posted by ブクログ
面白かった!!
オビが中村颯希先生のアオリで、つい回収。
アオリどおり、めちゃくそかっこいい。
もともとの美女公爵令嬢が、神に頼んで、
美と引き換えに、婚約者王子の幸せのために
強さを得ていた。美と引き換えというのがポイントで
醜い巨大肉団子姫将軍となったが、
バカ王子の所為で死にそうというか死んで、
美が戻り、さらに加護もアップ
そこから無双していく、という超絶大好物モノ
自然体のローズメイがなんせカッコええ。
新宿の秋せつらを思い出す感じ、やっぱり
一線を超えた美しさとか強さとか、ラノベの真骨頂やねぇ。
そしてなんといっても
イラストが蜘蛛ですがの輝竜司氏、とてもスキです。