【感想・ネタバレ】魅惑の王子と魅了の効かない伯爵令嬢の契約結婚(ノベル) : 2のレビュー

あらすじ

第二王子パーシヴァルと契約結婚の末、両想いになったサンドラは、穏やかな新婚生活を送っていた。そんなある日、二人は隣国で毎年行われている式典に、新婚旅行を兼ねて出席することに。
隣国は建国時に尽力してくれた妖精を崇拝していて、毎年式典では、妖精が眠っているという石碑が公開される。ところが、式典の途中に石碑が割れ、眠っていた妖精が目覚めてしまう。
しかも、その妖精はサンドラのことを「女王陛下」と呼んできて――!?
妖精の発言で、サンドラを巡って揺れる両国。両想いなのに、まさかの離婚危機!?

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割とビターな読了感

ちゃんとハッピーエンドだけど、なんともモヤっとする読了感。
もしもの時は個人でなく国のために、それが王族なのは現実的にはその通りかと思いますが物語なので個人的にはもっとご都合主義な感じでもよかったのかなーと。
そしてその割にパーシヴァルの方はサンドラに夢中でちょっと……って時がある、みたいな描写なのも読んでいて若干モヤモヤしました。
王太子や側近との溝についてはスルーなのも気になりました。流石に言葉にも態度にも出さないかもだけど、うーん。
新キャラの妖精はあまり好きになれなかった。普通は尊敬している女王のことを、我儘を言って困らせないのではないかなと思ってしまって。
側近夫婦が出張りすぎに感じたけど、あの二人が好きなら楽しく読める気がします。

小説家になろうの時から好きだったから書籍を買ったので、比較的軽めのラブコメを期待してしまっていたのが良くなかっただけかと思います!

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2025年02月22日

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