あらすじ
住宅設計の現場には、家づくりの先人たちが積み重ねてきた知恵や工夫、心憎いまでの「ふつう」があります。それらのエッセンスを、550点超のイラストと洒脱な文章で分解・抽出した「住宅版・解体新書」。家づくりに関わる全ての人へ
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Posted by ブクログ
まさにこんなの読みたかった!という建築の構成要素を紐解き分解した本。動線、庇、窓、向き、とどれを取っても読みながら唸る面白さであっという間に読んだ。
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まだ、住居についてあまり勉強していない私でも、なるほど!と思う事があり、絵や図があり、とてもわかりやすいと感じました。
「マイホームは3回建てないと理想の家にならない」、というのは、マイホームにまつわってよく言われる格言です。見た目と直感、業者でマイホームを選ぶと失敗する、なので、その失敗を糧に次の家を建てるが、それでも上手くいかずに、3回目でようやく理想のマイホームになるという格言です。なぜ失敗するのかというと、自分たちがどういう家にしたいのかを具体的にイメージ出てきていないから、自分たちの希望と違うものを間違って買ってしまうわけだという。
とても勉強になりました。私もマイホームを建てたいと思っているので、この本を参考にしたいです!
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建築にはじめて興味を持ったときお薦めの本にあったので読んだ。
家には目的がある。考えたことがなかった。制限された空間の中でいかにその目的を叶えていくか。建築家って現実と理想をすり合わせ超克するすごい人たちだと実感した。
人生も自分の設計・建築のようなものだから、参考にしていきたい。
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住宅の設計について、建築家はどんな制約のだけでどう考えてデザインしているのかを、普通に人にもわかるようにゆる~く解説した本。
建築家を目指す若者と家の購入を検討している人、双方に向けて書かれた本だそうです。物の配置に関する話題が多いので、借家の人が読んでも家具のレイアウトなんかの参考になると思う。
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なるほど〜!ってなることが多く、しかも面白くて読みやすかった。
3つの構成に分かれて説明されていて、それぞれ「えーそうなの!?確かに!!」ってなってめっちゃ面白かった。
・間取りの設計の話
玄関とか水回りとか収納とかどう作っていくか
・家の箱の話
屋根とか軒、庇の役割、換気や音、敷地内の家の建て方
・動線やプライバシーの話
人の動きとか、家族のプライバシー、2方向からアクセスするスペースあると良い
階段の位置や向きを間違えると、無駄な廊下ができてしまうんだ!と
間取り図みてびっくりした。
そして、すごく真面目なことを面白く説明できるの、すごいな〜と思いながら読んだ。
・収納の話で、物を使用頻度の「常時、随時、一時」で分けるといいって話があるんだけど、ジョージ、ズイジ、イチジってキャラクターにたとえてた。
・寝室のベッドサイドは両側開けておかないとベッドにダイブすることになるよのイラストがめちゃくちゃシュールで笑ってしまった。
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モノ性格三兄弟の例えは!面白かった!!!!!
ジョージ 常時
ズイジ 随時
イチジ 一時
この三兄弟の部屋割りがポイント!
ほかにも身体的尺度の章で、人の平均的な大きさから部屋の広さや用途で割り振るのに、尺度を用いるのが一番わかりやすく、人の生活できる幅に合わせた計り方ができる!っていうところで。
あーーだから、型枠足場ってって大体この尺度で規定あるのか!!!
と、今受けてる試験の数字が覚えられないわたしにも大変納得のいく答えが出てきたのが目から鱗でした。
そうか、建築あるあるの常識なんだな、この数字。
会社でよく、うちのお父さんがシハチしかないかららなー定盤は。サブロクかシハチで頼め。って、なんのことやらさっぱりだったけど。
あー3尺✖️6尺でサブロクか。尺度だったのか!
3メートルと6メートルとかかと思った。
でも、売りのサイズが決められてるってことは、やっぱり建築材の基本サイズが尺度ってことなんだなぁ。と、心底納得いきました。
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衣食住っていうほどに住についてよく知らないなあと思っていたところに本屋でたまたま見つけて読んだ。
LDKとか間取りとかそもそも住居や住宅についてとても基本となることについて教えてくれる本。
家の使い勝手をよくしたいけどどうやったらよいのかよくわからんといったときにこの本の基本的な知識を知っておくと役に立つことがあると思う。
絵や図面がふんだんに使われているので、見た目にとてもわかりやすかった。
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建築家が住まいについて書いた本。半分くらいイラストで観ていて楽しい。
元々は、住宅設計を学ぶ建築系の学生向けに書きはじめられたが、そのご設計のプロとして実務を始めたばかりの人にも役に立つようにと修正され、最後にはこれから家を建てる一般の人にも読んでもらえるようと、このような形になってたそう。
部屋の出入り口の関係とか、階段やキッチンについてなどを、ユーモアのある文章と楽しいイラストで紹介しているので、とても楽しめた。
家を建てる予定はないけれど、住まいについて考えるいいきっかけになりました。
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著者の言葉を借りるならば「住宅を解説する図鑑の様なもの」。
建築学生や新米の建築家、家を建てる予定のある一般人向けに書かれたようだけど、家を建てる予定もないのに不動産広告を見たり、家のあれこれを考えたりするのが好きな自分も楽しめる内容だった。
屋根のことや敷地の方位、動線、寸法のことなど、今まで意識したこともなかった事柄をほんのすこしでも知ることが出来て良かった。
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家を建てるにあたっての考えるべき要素が網羅された一冊。屏や窓など細かい部分でも家の特性や大事にしたいことでバリエーションがこんなにも多くあるのだと感じた。家を建てるまでとっておきたい本である。
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玄関、トイレなどなどの役割をとっても分かりやすいもので例えてあって、とても読みやすかった。
今、ちょうどマイホームを建てようと色々模索しているところで、今の段階ではまだ早いけれども、実際に家の設計に入る段階でまた読みたいと思った。
この本が私の役に立つ日が楽しみです。
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身の回りにあって、だれでも目にすることができる「住宅」は、実はとても考え抜かれたコツやルールのカタマリだったことがわかります。
ついつい、見栄えを優先して「カッコイイ住まい」に目が惹かれがちですが、「一生の住まい」を得るために、必ず知るべきルールを一冊で知ることができます。
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対象が建築家の卵なのか、家を建てて住もうとしている使用者なのかが最初はわからなかったが、でもプロの建築界ではないけど建物に興味がある人なら、みんな楽しく読めると思う。実際的な本ではないが、建築について楽しく学ぶことができる。
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ずっと積読になっていた、住居本と言うか、間取り本と言うべきか、
何が正しいのかよく分かりませんが、手に取ってみました。
建築学科の学生に、基礎のキを教える体裁で話が進んでいくようですが、
素人が読んでも十分楽しめる内容です。
特に、家を建てたいと考えている人にとっては、
「設計とは何か?」を自分なりに消化して理解する際に役立つ一冊ではないでしょうか。
(自分は、家を建てる予定はないんですが…。)
面白かったのが、間取りとか建築って、
数学的なロジックがしっかりしているんだな、という印象を受けた点です。
「ここがこうなっているには、ちゃんと理由がある」ということでしょうか。
この本読んだら、間取りの本がもっともっと読みたくなりました。
Posted by ブクログ
2021.12.20
以前読んだと思ってたら読んでいなかった。中盤まではまあまあ参考になるかな?て感じだったけど、後半はあまり頭に入らず。
「間取りの解剖図鑑」の方が家づくりには参考になることがたくさん載ってた印象。
Posted by ブクログ
古家をリノベーションするのに参考になればと購入しました。
設計士さんが自分の生徒に教える基本を記した書籍でした。
なので自分の目的に沿ったものではなかったのですがとても勉強になりました。
図解も多く、素人でもスラスラ読めた。
完全に理解することはできないけども戸建てに関わるものとして一度は読んでおいて良かったなと思いました。
Posted by ブクログ
建築家ならではの空間を生かした様々なアイディアが満載。
これから家を建てる人にはいいと思うが、リフォームとなるとキッチンやお風呂などで、部分的に取り入れる感じかな。
2018.10.10
Posted by ブクログ
階段は住宅のへそ、収納は一時、随時、常時で考える、などが面白かったです。
イラストが多いので分かりやすい。さらっと漫画を読むような気分で読めます。
住宅の専門家には基本的なことすぎて物足りないかと思いますが、全くの素人が住宅のことを考えるために基礎の基礎を知るには良いのではないかと思いました。
Posted by ブクログ
住宅の基礎的な設計原理の解説。別に自宅を建造するわけでは無いけど、住宅というものの、設計原理とその意図や効果との関係などは、非常に興味深い話である。