あらすじ
被害者の「命の証」は必ず現場にある。──刑事課・鑑識係に配属された新人鑑識官の葛原(くずはら)アカネ。一人前の鑑識官を目指して意気込むアカネは同じ鑑識係で勤続12年、無類の骨フェチ・須栗史郎(すぐりしろう)と出会う。須栗とともに向かった初現場で対面したのは、海で上がった溺死体だった。損傷の激しい遺体に足がすくむアカネ。だが、須栗が見抜いた遺体の身元は意外な人物で──?溺死、自死、他殺、孤独死。変死体からの最期の声で真相を解明する、衝撃の刑事鑑識ミステリー! 原案/『鑑識係の祈り 大阪府警「変死体」事件簿』(村上和郎 著・若葉文庫)監修/村上和郎(元・大阪府警察 警部)
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はい
絵は申し分ない出来でございます。作品の性質上、エグイシーンもチラホラあります。まあ、とにかく社会的に意義のある仕事だなと感心させられました。25.10.01記
ひとつ秀でることの素晴らしさ
何か極めた人は、本当にすごい。違う世界を見ているのだろうな、と思わされる。オタクでもフェチでもいい方はどうでもいいけど、本気の『好き』は素晴らしい。でも、表紙はちょっとかっこよすぎか(笑)
匿名
サクサク読める王道もの!!
いわゆる変人ベテランと若手の警察バディもので、変人男の今に至る謎を追いたい気持ちにさせる内容でもあり、小難しく考えずサクサク読めて良いと思う。
そこそこ面白かったです。短めのミステリーが連続して出てくる感じ。
須栗さんが変人ながら優れた監査官だっていうのはわかったんですが、本人は骨格フェチのようでも骨格から必ず事件を解決するわけでもなし、逆にこんな観察眼に溢れた有能な人材を隅に追いやってる警察は無能なのでは…と思われるケース多数。