あらすじ
『アイシールド21』の連載21周年記念ブック! ・21周年記念読切『BRAIN×BRAVE』55ページをカラーページごと完全収録! セナとヒル魔が初対決!! ・『ブルーロック』×『アイシールド21』特別対談! 金城宗幸先生&ノ村優介先生と稲垣理一郎先生&村田雄介先生によるスポーツ漫画家対談が実現! ・超豪華作家陣37名によるお祝いメッセージ掲載! ・稲垣理一郎先生監修のキャラデータも収録!
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Posted by ブクログ
忘れていた必殺技やストーリー、キャラクターなどを鮮明に覚え出させてくれる完璧なファンブックである。加えて、ブルーロック作者らとの対談や他の漫画家たちからのお祝いメッセージ、以前ジャンプに掲載された番外編が組み込まれており、満足のいく1冊となった。
番外編でヒル魔とセナの対決へ繋げるのは、熱い展開である。
全ページ余すことなく隅から隅まで読み切りました。
Posted by ブクログ
「アイシールド21」21周年記念のファンブック。ジャンプに掲載された後日談収録されています。
そのクライマックスのシーンの言葉が素晴らしい。以下引用。
「人間の脳ミソなんざ とっくに半導体に手も足も出ねえわ この先の未来全っっ部そうなってくだろうよ 『最適解』探しじゃもう誰もAI様に敵うわきゃねえだろが だがな」
「『最適解』の先へ 頂のさらに先へ 勇気だけでもがき続ける」
「それが人間(プレイヤー)だ」
理論を超えてゆく術は、己の心の中から生まれ出るもの。
アイシールド21は最後に必要なのは、自分でも抗うことのできない精神の力だということを教えてくれる漫画だったな、と思います。這い上がってきたプレイヤーの多くが、自分の中から生まれ出てしまった「それ」に突き動かされて、歩みを止めることがなかった漫画。阿含でさえ「独尊」という己を崩されたことを認めないがために、舞台から降りることをしませんでした。
己の心に抗えない。そういう点では、夢枕獏の登場人物が抱えている執念の情動と近いものがある。ほんの小さな心残りから目を逸らせなかった雪光も、その内の一人。
誰もが抱えていたけど、手放してしまった。そんな小さな後悔を、取り戻してくれる漫画でもあったな、と思いますね、アイシールド21。
匿名
おもしろい
本書における漫画パートは、誠に遺憾ながら読切作品のみにとどまっておりますため、純粋に漫画作品のみをご所望の読者様におかれましては、価格に対する満足感という点において、やや割高に感じられる可能性も否定できません。
しかしながら、当該作品に対し深甚なる愛情と敬意を抱かれている熱心なファンの皆様におかれましては、本書は冒頭から巻末、さらにはカバー裏に至るまで、隅々に至る細部に至るまで、まさに珠玉の内容が詰め込まれており、比類なき満足感をもたらすこと請け合いでございます。
加えて、掲載されている著名な諸先生方による寄稿文および対談記事の数々は、いずれも非常に充実した内容を誇っており、その豪華さと熱量は、本作の21周年という記念すべき節目に相応しい、誠に華やかで贅沢な誌面構成となっております。