【感想・ネタバレ】結城真一郎最新刊『難問の多い料理店』刊行記念小冊子のレビュー

あらすじ

『#真相をお話しします』で大ブレイクした結城真一郎が2年ぶりに仕掛ける、
笑いあり、驚きあり、そして怖さあり……の摩訶不思議な本格ミステリ、ここに爆誕!!

――どなたもどうかお読みください。決してご遠慮はありません。



こんなミステリを、私たちはずっと待っていた!!
ビーバーイーツ配達員として日銭を稼ぐ大学生の「僕」は、注文を受けて向かった怪しげなレストランで、オーナーシェフと出会う。
彼は虚空のような暗い瞳で、「お願いがあるんだけど。報酬は1万円」と、嘘みたいな儲け話を提案し、あろうことか僕はそれに乗ってしまった。
そうして多額の報酬を貰っているうちに、僕はあることに気づく。
どうやらこの店は「ある手法」で探偵業も担っているらしい、と――。

本小冊子は著者インタビューのほか、収録作品の中の一遍「転んでもただでは起きないふわ玉豆苗スープ事件」をお読みいただけます。ぜひDLしてお楽しみください。

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ウーバーではなくビーバー

宮沢賢治の「注文の多い料理店」のようなタイトルと、ウーバーイーツのような配達サービスのビーバーイーツ。
元ネタのイーツの様に料理も運ぶが、それはあくまでも別の注文の為の符号だった……配送料に比べて高いその依頼。
さてはて、どうなることやら。

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2024年07月27日

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