【感想・ネタバレ】誰も国境を知らない 令和版 揺れ動いた「日本のかたち」をたどる旅のレビュー

あらすじ

国境の島はもちろんのこと、
この国のかたちですら危うくなってきた……。

日本周縁の島々をめぐり、
そこに行かなければ見えない、
知られざるニッポンをあらわにする
伝説のノンフィクション大作、
15年の時を経て復活。

尖閣諸島、竹島、北方領土……
戦争の果てに線引きされた「日本の国境」に足を運び、
数十年にわたり翻弄され続ける人々の声を追ったノンフィクションが復刊。
尖閣諸島沖を再取材、国有化のリアルに迫ったルポも新たに加筆。

日本において国境が意識されたのは比較的新しいことだ。
四方を海に囲まれ、ごく一部の期間を除き、隣国との境界が海上に存在したため、
日本人にとって国境は目に見えず意識しない存在だった。(東海大学海洋学部教授・山田吉彦)

※2008年に情報センター出版局から刊行された書籍に、
「日本の国境2012~2023」と山田吉彦氏の解説を追加しました。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

北方領土
尖閣
対馬
与那国島
沖ノ鳥島

…の話。北方領土は、事実上のロシアで返還を恐れて貧乏なロシア村だったが、最近は整備されたりして、ほぼ返還がなくなった感じ。
尖閣はニュースどおり、相変わらず取り合ってる。
対馬は韓国の観光客が船でいっぱい来て栄える。韓国人の対馬に対する思いは「今は日本の島」。日本的には昔から日本の島で韓国領だったことって…って感じだが、まぁ。
与那国は台湾と仲良くなれなかった。戦後の台湾からの帰還者も多いのに、対馬みたいに台湾との直通便とかが作れない。ちなみに、与那国から台湾はよく見えるが、台湾からは与那国は見えず、台湾人に与那国島を聞いてもどこそこじょうたい。

沖ノ鳥島は岩なのか島なのか議論など。

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2023年10月31日

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