あらすじ
街の書店がどんどん姿を消している。いったい何が起きているのか。そしてこの流れは出版文化に何をもたらすのか
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Posted by ブクログ
出張や旅行で様々な土地に訪れたとき、できる限りその土地の本屋さんを訪れるようにしています。陳列している本の趣が、その書店でまちまちなので、棚を眺めるだけでも飽きることがありません。でも、各地域にある書店の店舗数は減少し続けています。そんな現状を伝えてくれる一冊です。
書店を街に残すために、地域の人たちが署名運動し、書店を誘致してボランティアで支えている書店があったり、既存の出版流通とは異なる独立系書店は増えつつあったり、明るい兆しも紹介されています。
出版業界全体を盛り上げる、「BOOK MEETS NEXT」や「木曜日は本曜日」といった企画も紹介されています。
本を読むことって、今時の若者からすると、タイパ(タイム パフォーマンス)が悪いこととして敬遠されがちなのかもしれません。時間の無駄とか、すぐに役に立つものではないものだからと、本ではなくネット情報であらすじを得たり、紹介動画で内容を理解したりする方が、賢い人のやり方と言われそうです。
人生を50年以上経験した私から言えることとして、一見時間の無駄と思えることの積み重ねこそが、後々仕事でも、私生活でも役に立つ場合があると言いたい。むしろ、読書を重ねてきたからこそ、人間としての厚みや、仕事を進める上で困難に直面したときに、何とか乗り越えることができる知恵や胆力を得ていたりするものです。
もっと、長い尺度で時間を捉え、学び続けていれば、後々の人生で困ることが少ないと思うのです。小説でも、ノンフィクションでも、ビジネス書でも何でもいいので、そのときに気になった書籍を手にして、読み続けて欲しいと思います。それは、いつか役に立つときがくるかもしれません。と書きつつ、こんな打算的に読書をするのももったいない気もするので、役に立たなくてもいいので、読書を楽しんでもらえればいいのだと思います。
ネットとリアル両方で、本を買うことも忘れずにね。街の本屋さんが無くなるのは寂しすぎます。
Posted by ブクログ
雑誌の特集や記事をまとめた本を読むのはあまりないので新鮮だった。本屋って返品してるの知らなかった。本屋という空間が好きだからなにかの形で貢献したいと思った。棚に並んである本を見て買うものを決めるのが楽しいから。本は買うのも読むのも楽しい。
あと数日で近所の本屋さんが閉店になってしまうのがやっぱり寂しい。昨日閉店間近の本屋で物色していた時、「なんで閉店しちゃうの?ここすっごくいいのに!なんでなんで?いいや、〜〜ぜんぶ買い占めよう」って言って本屋に入ってきた男の子の言葉が忘れられない。その子のお母さんも、閉店しちゃうの!?ってびっくりした声を出してて、この親子にとっても思い出のある時間と空間だったのかなと思ったりした。