あらすじ
同衾するほど愛しいピカチュウのぬいぐるみや、
すくすくと育つ観葉植物との日々。
玄関の柱に巣を作るハチとの戦い、
近所に住む家族との交流、
EXILE一族に対する深い愛……。
笑いあり、ときどき涙あり(?)
2019年6月号から約4年分の雑誌「BAILA」での連載に、書き下ろしを加えた全55編、三浦しをんワールド全開の爆笑エッセイ集。
コロナ禍でも、コロナが明けても。人気作家の目を通して描かれる「なんてことのない日常」。その素晴らしさと可笑しさがここに。
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Posted by ブクログ
三浦しをんさんのエッセイ。
今作も抱腹絶倒。
1人でいる時に周りの目を気にせず思いっきり笑いながら拝読。
推しの熱弁、自虐、愉快なお父さん、ユーモア満載の文章に触れることができる。
「受難のトートバッグ」が特に好き。
ピカチュウのトートバッグを足ふきマットと勘違いするなんて笑
どんな見た目なのか気になって思わず検索。
確かにもこもこの部分が足ふきマットの素材に似てなくもない気が…でもこれを踏んづけるとは!
その時の光景がより鮮明にイメージできて爆笑。
Posted by ブクログ
三浦しをんさんの「相変わらず」のエッセイ集。
一部の趣味に対する過剰な反応はさておき、表現や感情が柔らかく、受け取りやすく読みやすい。
Posted by ブクログ
大好きな三浦しをんのエッセイ。なんか前作より笑えたような。前作は昔ほど面白くなくなったと思ってたのに。あ、今調べたら前作じゃなくて、「好きになってしまいました」という違うエッセイ本のことだった。特に『シャッポを脱いだ』という表記に噴き出した。我が祖父がよく言ってたシャッポ。調べたら一応脱帽と同じ意味で出てたけど、これが本当にある慣用句だったとは。EXILE一族やバクチクが好きなのは知ってたけど、キンキキッズも好きだったんだなぁ。あとぬいぐるみ。ピカチュウのぬいぐるみにそんなに夢中になっていたとは。同世代でオタク気質、親の老化のこととか、共感できることはたくさんあるけど、やっぱ好きになるものの趣味はだいぶ違うよなー。