【感想・ネタバレ】呪われた仮面公爵に嫁いだ薄幸令嬢の掴んだ幸せ【電子特典付き】のレビュー

あらすじ

魔力がないため虐げられてきた伯爵令嬢リフィアは、父の命で呪われた仮面公爵オルフェンに嫁ぐ。
王国一の魔術師ながら忌避される彼と心を通わせるうち、少しずつ呪いが解けていき――
「大好きな君を、この手でずっと抱き締めたかった」
甘く幸せな新婚生活の陰で、『聖女』の資質に目覚めたリフィアに迫る魔の手。
そこには衝撃の真実が隠されていて……!?
愛を知った薄幸令嬢が残酷な運命を断ち切り、本当の幸せを掴む物語。


【電子特典付き】
オルフェンとリフィア。運命の出会いのあの日あの時、知られざるオルフェンの心と真実が語られる――。
特別書き下ろし短編『君を幸せにしたい(Side.オルフェン)』を収録!

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魔力がなくて虐げられたヒロインは実は聖女でした。あっさりしたお話かと思ったら、実はけっこう複雑なヒロインの家族関係が明らかに。ヒーローのヒロインへの安定の溺愛が安心感を呼びます。自由奔放に見えた王太子も悩んでいたんだね。

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2024年06月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

オルフェンの解呪も主役二人の両想いも(何なら一線越えも)予想より早かったので驚いていたら、後半がびっくりするほどの戦闘シーンに。
あの溺愛期間は嵐の前の静けさというか、休憩ポイントだったか。
オルフェンが割と序盤からリフィアに好意を寄せてくれていたのも、後半の戦闘に活きた気はする。
だってまさか王太子が世界のためとは言え彼の邪魔をするとは思わなかったからね……愛の力で切り抜けた感じ。
彼も自分の能力ゆえに苦しい立場だったとは思うのだが、如何せん普段の行いがやば過ぎて同情する気にはなれない。

リフィアの底抜けの優しさ、父以外の人物を全肯定する懐の広さに頭が下がるばかり。
ただ怒りの感情を持てない理由がしんどい内容で驚かされた。
それなのに、あの性格を維持できていたとか……まさしく聖女。
妹に対することとか、音楽家の件とか、倒す悪魔はそいつなんかいとか、前述した内容以外にも驚かされることが多く、王道を絶妙に外してくる感じで飽きがこなかった。
それでいて天元突破するオルフェンの溺愛ぶり。
うん、末長く爆発してください。

1
2024年06月07日

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