【感想・ネタバレ】いっそこの手で殺せたらのレビュー

あらすじ

元教師のライター・筒見芳晃は十歳年下の可愛い妻・絵梨、年頃の愛娘・沙梨奈と何不自由のない暮らしを営んでいた。だが、穏やかな日々は突如一変する。勤め先から妻が帰ってこない。携帯電話も不通。不吉な予感に駆られて交番を訪ねた芳晃は、驚天動地の事実を告げられる。しかしそれは、やがて始まる忌まわしい悪夢の幕開けに過ぎなかった!! 衝撃ミステリー『極刑』で鮮烈デビューを飾った小倉日向が放つ、業と毒の問題作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

この手の話って着地が難しいよね…
フィクションとしてはスッキリするのかもだけどリアルに起きてることなゆえに私はちょっと虚しくなってしまった。
もっと根深い問題のような気もするしなぁ。

追記
なんだかなぁって思いながら筆者のnoteを見つけたので見てみたら、少し物語の最終形はあんまり本人の意図しないものだったのかな?という印象。
教師は聖職者であるって認識していそうで、教職についていながらこういう話を書くのは納得できた。

0
2024年08月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一気読み。
妻が捕まったと聞いて、警察へ行き、妻ではない人間が妻だと名乗る。
小柴刑事の行動、妻の勤め先の店長。誰かに助けを求めたい、助けてほしい、抱えきれないと思いながらもすんでのところで思いとどまる。彼らは味方か敵か…。

「会合」の存在。最終手段が「死(殺し)」
魂が殺された被害者。フラッシュバック。逃れられない恐怖。
加害者は笑って過ごしている現実。
警察が、司法が駄目ならこの手で…。

妻のアルバム。針でぼこぼこになった、切り取られた写真。
店長、妻の告白。

会合と芳晃の考え方の違い、否定できない部分。
芳晃のやり方で決着をつける。

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2024年07月21日

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