【感想・ネタバレ】もろびとの空 三木城合戦記のレビュー

あらすじ

東播磨の大名、別所家の本城である三木城。当主の長治は織田信長に反旗を翻すも、織田勢を率いる羽柴秀吉に攻められ、村人を巻き込んだ過酷な籠城戦が始まる。飢えに苦しむ領民は、究極の選択へと追い込まれ……。米十俵のために握った薙刀で、家族を守るため、戦う覚悟を決める娘。「死に損ない」と罵られ、次こそ死のうと敵を斬り続ける武士。「女らしさ」の呪縛に悩みながら、女武者組の先頭に立って陣頭指揮を執る別所家の妻。華々しい合戦絵巻の裏側に存在した、名もなき人びとのひたむきな生の物語。

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Posted by ブクログ

解説にも書いてあったように、三木城合戦というのは、過酷な兵糧攻めで、人肉を食ったと伝えられている戦いなので、重くて暗い話だと思って、なかなか手をつけられなかった。実際、かなり厳しい内容ではあったけど、天野さんは、最後に救いを残してくれたので、ホッとした。人間の強さを感じた。

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2024年03月19日

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