あらすじ
【電子版特典マンガ付き】
……このキスの意味は――?
一颯(いぶき)と吉平(きっぺい)は家が隣同士で幼馴染。
同じ学校に通い、ふたりで登校する。
好きな音楽の話をしたり、夏の花火は毎年一緒に見たり、誰よりもそばにいることが当たり前。
でもある時、その関係は一颯が吉平にキスしたことで変化して――。
「電子版CIEL」の表紙を飾ったイラスト、全21枚をカラーで収録!
美麗カラーイラストとショートマンガで紡ぐ、珠玉の幼馴染ラブ!
電子版特典として、描きおろしマンガ「文化祭ライブの直後」を収録!
■収録内容
「長くも短き恋の話」…電子版CIEL掲載作品を加筆修正
第18話…描きおろし
あとがき…描きおろし
イラスト…電子版CIEL2021年1月号~2024年5月号表紙イラスト
電子版特典…描きおろしマンガ1P
感情タグBEST3
エモい
市川けいさんの良さがめっちゃ出てる。
絵が素敵なんはもう大前提として、
多くを語らなくても相手を想いあってるのがめちゃくちゃ伝わってくるし、
少ないページ数にキュッと詰まってるのが良いです。
作者さん買いです。
短編集という事で、山も谷も無く
飄々と幼馴染の2人のストーリーが進んでいきます。でも、目が離せず。
さすがというかんじでした。
連作短編集。
ブルスカにハマり、先生の作品はほとんど読み尽くしています。今回は特殊な描き方をされている作品で、超短編集でした。
家が隣同士の幼馴染。少しずつ変わっていく関係性を、季節を追いかけながら流れるように描いている秀作。
大事件が起こるわけでも、当て馬に引っかけ回されるわけでもなく、ゆっくりと季節が変わるように大切に絆を育む2人。時間の経過と関係性の深まりがマッチした、とても素敵な連作。
優しい人たちを描くことがとてもお上手な先生なので、クラスメイトの女子もひたすら可愛くて。
社会人になっても変わらない2人をずっとみていたい。
作者様買いです。
短編集とはちょっと違って新しい感じ。
一話がとても短いのに、
どのお話もなぜあんなにキュンとするのか。笑
じっくり続編を読みたい気持ちもあるけど、
今後の2人を妄想するだけでも
じんわり嬉しくなる作品です。
BL初心者さんにもすごく読みやすいと思う。
素敵
初めて読むタイプの構成でしたが、市川先生の良さが沢山詰まっていて良かったです。
行間を読ませるタイプで、空気感が心地よく、穏やかな時間が流れていました。
純愛
ショートストーリー初めて読みました。味わい深いですね。深く掘り下げる事などはなく淡々と時が進む中でもジワジワ二人の絆が深まっている感じや初々しさが心温まる。一颯の先を見据えてるしっかりした面や吉平のそんな一颯に付いていく姿勢がキュンとさせる( ꈍᴗꈍ)