あらすじ
『オンネリとアンネリのおうち』で小さな可愛いおうちを手に入れたオンネリとアンネリのもとに、11月のある日、ショーララと名乗る小さな家族が薔薇乃木夫人をたずねてきました。彼らは、彼らをつかまえようとする悪い人間たちから逃げているといいます。そこでふたりは、夫人が見つかるまで、家にかくまうことにしました。はたして、彼らを守ることができるのでしょうか。フィンランド生まれの、ハラハラドキドキの冬の物語。
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Posted by ブクログ
一番おもしろかったのは、プティぼうが大きくなって、子ども部屋を守ったところです。強いなって思いました。
あと、ショーララ家の人びとが、手ぶくろのかごひこうをしたのがおもしろかった。ぼくも乗ってみたい。
お父さんの手作りの本は、虫メガネで見えないというのに、どれだけ小さいんやと思った。ショーララ家の人びとはほんとにちいさいんだな。
ばらの木ふじんに、ぼくぴったりの家をしょうかいしてもらいたい。(小3)
Posted by ブクログ
後半 アンネリちゃんと仲の悪かったルイーズさんが、突然アンネリちゃんとオンネリちゃんのおうちにやってきて、強引に居候を始めたうえ、勝手に知り合いを招くところ
むかし、友だちが、私の全然仲良くない人を二、三人引き連れて私の家に来た挙句、彼らだけで、私の興味ない対戦ゲームの大会をして帰っていったことを思い出した……。
ただ部屋を貸しただけの私って、何だったんだろうね……。
おかげで私、おうちを占拠されてしまったアンネリちゃんの心苦しさが、痛いほどよく分かるよ。自分ちなのに、自分ちじゃないこの気持ち。
Posted by ブクログ
季節は冬に向かおうとしているころ、小さな訪問者がオンネリとアンネリちゃんのお家にやってきます。それはプティッチャネン族のショーララ家です。彼らは新しいお家を求めて、薔薇乃木夫人を探していたのです。けれども薔薇乃木夫人はなかなか見つかりません。そこでオンネリちゃんとアンネリちゃんは小さな家族をしばらくの間、泊めてあげることにしました。小さな家族と素敵なお家で楽しい日々を送るのもつかの間、ショーララ家を見世物にしてお金を稼ごうと企む悪い輩がやって来て…。ドキドキハラハラな展開と小さな訪問者の暮らしぶりやクリスマス、北欧の冬景色を舞台したに心躍る物語です。
前作との繋がりもあって、今回も窮地を救うオンネリちゃんとアンネリちゃん、そしてお巡りさんに拍手喝采です。小さな訪問者がドールハウスで暮らしたり、オンネリちゃんとアンネリちゃんたちが小さくなって一緒にクリスマスを楽しむ場面も夢があって楽しい作品でした。
映画を観てないので、これからみたいと思います。できれば全シリーズ、翻訳して欲しい作品です。