あらすじ
助けた酔っ払いの老人は、実は名人と呼ばれた落語家だった。そんな出会いから、落語に興味を持ち始めた少年忠志。今回は、親戚の住む田舎で落語会、それも怪談噺をすることに。しかも落語会のあとはお墓で肝だめし。じつは忠志、お化けが大の苦手なのだ。お化け妖怪大行進、大笑いのあと、背筋がぞくっとする「狸の化け寺」のほか、江戸時代のひとはリサイクル名人? 「いかけ屋」の2篇を収録。時をかける落語少年、第四弾!
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Posted by ブクログ
いち、に、さん、に続いてすぐによんを読みました。
「三題噺」という難題を突きつけられた忠志がどうやってピンチを乗り切るのか?ハラハラさせられましたが、今回も見事に乗り切りました!
緊張と緩和が笑いをもたらす。落語だけでなくストーリーの中でもそういう展開があって、ホントにおもしろい!子供も大人も楽しめる本です。
Posted by ブクログ
面白い。田中さんのシリーズのなかで、好きなジャンル。サダキチの昭和感がグッド。あんだら先生シリーズの感じで、粉もんや馬子や、鍋奉行を含め、このなにわの下町感は、田中さんの真骨頂だと、私は、勝手に思っている。