【感想・ネタバレ】嘘つき魔女と灰色の虹 1巻のレビュー

あらすじ

大人気歌い手・そらるの初小説、待望のコミカライズ始動!!“イロ”が失われた世界。色彩が見えるのは”魔法使い”だけ――。全てが灰色に見える煤けた世界。この世には”イロ”があると言う魔法使いたちは嘘つき扱いされ、人里離れた森の奥に身を隠していた。しかし、魔法使いと”イロ”に興味を持った少年・ルーマは、真実を確かめるため森へ足を踏み入れて…?煤けた視界を生きる少年が孤独な魔女に出会う時、世界は鮮やかに彩り始める。(このコミックスには「嘘つき魔女と灰色の虹[1話売り] 第1~4話」を収録しております)

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コミカライズ版嬉し過ぎ!

そらるさんが作詞・作曲を手掛けたボカロ曲を先駆けに、小説が出版され、そしてコミカライズまで全部追いかけて来ました!どれも大好きです!感無量です!

欲を言えば、”全てが同じに見える煤けた世界”で生きる主人公が魔法使いに出会い、その魔法使いの恩恵を受ける事により色鮮やかな世界を知るという工程をカラー版で主人公と一緒に実際に体験する事ができたら、もっと感情移入できて『嘘つき魔女と灰色の虹』の世界にどっぷりと浸りながら読み進める事ができより楽しめたのではとちょっと残念に思ってしまいました...(欲張りw)
それはアニメ版にてということなのかも知れませんね。(希望的観測w)

それにしても、1つだけどうしても腑に落ちないのが、ルーマが森で初めてイリアに合ったその瞬間に「綺麗な碧い目」と思った事です。
この時点ではまだルーマは色というものの概念さえも理解できていない設定の筈なのに、その「碧い」という表現で私の頭の中は「?」で一杯になってしまいました。
その出会いの後で家に招かれ、あるイベントを経て色を見る事ができるようになり、そこで改めてイリアの瞳の色を褒めるシーンがありますが、その時に初めて色鮮やかになった自分の世界に感動し、イリアの瞳の色が綺麗であるという発言になるストーリー展開はとても合点がいくので、私の中では「綺麗な碧い目」という言葉は、小説を執筆中にうっかり削除し忘れて、そのままそこに残ってしまったのであろうと勝手に解釈して勝手にスッキリしていますw

#ハッピー #エモい

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2025年09月21日

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