あらすじ
当たり前すぎてどこの国の料理の本にも載っていない「ごはんの炊きかた」。実際に世界のあちらこちらで炊いているところを見せてもらうと、お米の種類も炊きかたも、おかずと合わせての食べかたも、ずいぶんとちがっていました。日本のかまど炊きに始まり、タイの湯取り法、各国のピラフから、お粥や米の麺まで、ごはんをめぐる様々な探検をする絵本です。
*電子版には、折り込み付録の「ふしぎ新聞」および年3回の一枚絵付録はつきません。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
新米の季節ですなぁ(*´꒳`*)
と言っても、我が家は親戚が米農家、古米を食べ切らないと新米が食べられないという生活を生まれてから今までずーっとしております。(あと何年できるのかな…)
なのでまだ新米に辿り着いていない私ですが、こんな季節にぴったりの絵本なのでございます!
日本のお米だけじゃなくて、インディカ米の炊き方や食べ方まで丁寧に紹介してある。
日本の釜戸での炊き方も懇切丁寧に書いてある。
最後に米の炊き方なんて本を買って調べてもほとんど出てこないって書いてあってね。
言われてみればそうだよなぁと。
ここ数年、私は炊飯器を使うのをほぼやめたの。
IHだけど、炊飯器より自分で炊いた方が美味しいことに気付いてね。
時間も早く炊き上がるし。
でもね、初めて炊いた時は焦がした。
少しずつ何年かかけて丁度いい加減が見つかった感じかな。
何が好き?と聞かれたら迷うことなく「ごはん!」と答える私にはご飯に関する沢山の情報が盛りだくさんの面白い一冊でした。
だって、こんなに何にでも合う食べ物他にないわよ?
お米最高!!!╰(*´︶`*)╯♡
Posted by ブクログ
日本の炊飯に関する話を予想したが、タイはじめ各国の炊飯方法や食べられ方を比較するなど予想以上に面白い内容だった。
末尾の文がよい。「米を炊く」方法は、当たり前のことだからこそ流通している情報が少ない。そしてその当たり前は場所によって異なる。その差異は様々な違いによるものだが、止まっているものではなく、常に変わっていく。
当たり前は違う。そして変わっていく。
多くの子どもたちに読んでほしい文。
Posted by ブクログ
今日は七草。七草粥を食べる日だけれど、我が家では子供に合わせて七草炒飯にするのが最近の過ごし方。
さて、おかゆっていったい何からできてるか?
答えは、もちろん、米!
じゃあ米、つまりご飯って、どうやって炊くの?
普段は炊飯器でピッ。だよね。
でも、「はじめちょろちょろ中ぱっぱ」の伝統的なかまどで釜を使った炊き方は知ってる?
カマドなんて歴史資料館でしか見たことがない。
でも実家の炊飯器が壊れた時、鍋で炊いてみたことがある。
おいしかったな。
知っておくって大事なんだな。
さて、本書はご飯の炊き方だけではなく、アジアや他の地域の米についても書いてある。
タイでの炊き方。食べ方。
びっくりするのはビタフライピーで色をつけたカオヤムという炊き込みご飯。
青いご飯なんだ!周りの食材の色もあってとっても綺麗!
私が大好きなライスペーパーもお米が原料。
コメ、最高!
インディカ米もジャポニカ米も普通のものと餅米があって、それぞれの国の調理法がある。
だから無限に広がる。
今はたくさんの人と関われる時代。
いいところを取り入れ、これからも変わっていく。
文化や歴史を楽しみながら、今日もおいしいご飯を食べよう。
それはとても幸せで、ありがたいこと。
だから、今日も心を込めて、「いただきます!」